業務スーパーで販売されている『フライパンで調理ができる真ほっけ』をご存じでしょうか。

ほっけの半身が4枚入った冷凍魚介です。縞ほっけに比べて脂のりは控えめだけど濃厚な旨みがあり、ご飯おかずにぴったりのおいしさ。フライパンとクッキングシートで手軽に調理できる点も嬉しい一品ですよ。

業務スーパー|フライパンで調理ができる真ほっけ|375円

業務スーパーにて375円(税込、税抜348円)で販売中。頭部などを下処理した冷凍ほっけの半身が4枚入って、内容量は340g。カロリーなどの栄養成分表示は未記載。神戸物産が輸入・販売するプライベートブランド品(パッケージ裏によると、原料原産地は日本、包装等は中国で行っているとのこと)。

コスパ(単価)は100gあたり約110円。ちなみに『フライパンで調理ができるしまほっけ』(340g・343円・約101円/100g)という姉妹品もラインナップされています。

『フライパンで調理ができる真ほっけ』の調理方法は?

調理方法は、まず冷蔵庫にしばらく置いて半解凍(30〜40分程度)。その後、フライパンにクッキングシートを敷いたら、本品の身側を下にして置き、フタをして中火で約6分加熱。最後に裏返して再度フタをし、皮面を約4分ほど焼いたら出来上がりです。

『フライパンで調理ができる真ほっけ』の風味は? 食感は?

身の厚さは平均的で、厚くも薄くもないサイズ感。生鮮品と比較して目立った差は見当たりません。ジューシーさが特徴的な縞ほっけに比べると、脂のり控えめ。脂が少ないわけではないけどこってりしておらず、後口にクドさを残さない品の良い風味です。

普通に焼き調理した場合、凝縮したような濃厚な旨みがある味わい。シンプルながら奥行きがあるおいしさで、調味料なしでも白米がはかどります。身は柔らかくほぐれながらも引き締まった食感。背骨の身離れが良いため食べやすいのも嬉しいポイントですね。

煮付けにしても十分おいしく仕上がりますが、素材の旨みが濃すぎるせいか、かえって甘辛系の味付けとは相性いまいち。どちらかといえば焼き魚に向いてます。グリルを使わず手軽に作れますし、魚介おかずが欲しいときには安牌といえる一品ですよ。

特徴をまとめると以下のようになります。

日本産のほっけを半身にして下処理した冷凍魚介ふっくらしつつも締まった食感と、脂がのりすぎない上品な風味ストレートに旨みが濃く、そのまま焼いてご飯おかずにする用途にぴったりジューシーな脂のりを重視するなら『フライパンで調理ができるしまほっけ』(340g・343円)がおすすめ