業務スーパーで販売されている『牛すじ串(メンブレン)』をご存じでしょうか。

牛のメンブレン(ハラミの外側に付いている膜状の部位)を串刺しにした冷凍食肉。おでんなどに使われる食材ですね。短時間の煮込み調理でトロトロに仕上がる、おつまみ系レシピに向いている一品です。

業務スーパー|牛すじ串(メンブレン)|537円

業務スーパーにて537円(税込、税抜498円)で販売中。冷凍牛すじ串が10本入って、内容量は180g。カロリーは1本あたり34kcal(脂質 2.2g、炭水化物 0.3g)。神戸物産が中国から輸入・販売するプライベートブランド品。

以前紹介した際の商品は429円(税込)だったので、108円の値上がり。コスパ(単価)は100gあたり約298円。輸入者がミート丸真から神戸物産に変更されていますが、ボリュームなどに大きな変更点は見当たりません。

『牛すじ串(メンブレン)』の調理方法は?

基本は中心まで火が通るように、レシピに応じた方法で加熱するだけ。おでんの具のひとつとして、他の食材と一緒に煮込んでしまうのが手軽ですね。調理時間は加熱方法によりますが、冷凍状態から煮込む場合は弱火で20分程度を目安にすれば、しっかりやわらかく仕上がりますよ。

『牛すじ串(メンブレン)』はどんな味? 食感は?

メンブレンとはハラミスジとも呼ばれる、プリッとした硬めの歯ごたえがある白い板状になった部位のこと。周囲にすじ肉と脂身が付いており、メンブレンの弾力感とすじ肉のトロトロ感が同居した、独特の良食感が楽しめます。

やや脂っこさが強いのと、ボリュームが少ないのが好みを選ぶポイント。値上げしたのもあって、他の部位に比べると割高感は否めません。加熱が不十分だとハラミの獣臭さも残りがちで、扱いづらさを感じる食材ではあります。

串は取り外しても調理可能。パッケージ裏には味噌煮込みのレシピが記載されており、濃厚系の味付けにすると優秀なおつまみに仕上がります。旨み自体は淡白ながら、独特の柔らか弾力食感がクセになる一品ですよ。

特徴をまとめると以下のようになります。

中国原産の牛横隔膜をカットして串に刺した冷凍食肉コリコリした強めの弾力とすじ肉の柔らかさが合わさった良食感クセの強さと脂の多さが気になるけど、おつまみ食材としては優秀コスパと扱いやすさを重視するなら『角切り牛すじ(メンブレン)』(300g・408円)がおすすめ