22日、日本代表の森保一監督が前日逝去した元日本代表、故・工藤壮人さんについて悲しみのコメントを語った。工藤氏は2017年、森保監督が指揮するサンフレッチェ広島に加入。監督が7月に辞任するまでともに戦った。

「ICUに入ってるということで、何とか回復してまた元気になってもらってサッカーできるようになることを本当に祈ってましたけど、残念な思いでいます」

「チームのために献身的に、自己犠牲を払って魂のプレーをしてくれるという素晴らしい選手でしたし、ピッチ外のところでもチームのための行動を見せてくれた本当素晴らしい人間でもあったと思います」

「本当に悲しいことになってましたけど、改めてご家族であったり周りで支えていた方々にお悔やみを申し上げるとともに、本人には『これまでサッカー界で頑張ってくれてありがとう。安らかに眠ってください。ご冥福をお祈りします』と捧げたいと思います」

なお、この日森保監督が視察に訪れたルヴァンカップ決勝でも試合前に黙祷が捧げられ、スタジアム全体で工藤さんの早すぎる死を悼んでいた。


【文:森雅史/日本蹴球合同会社】