コストコの1kg超コーヒー豆『スターバックス エスプレッソブレンド』はどんな人におすすめ? 味傾向やコスパをチェックしてみた
コストコで販売されているコーヒー豆『スターバックス エスプレッソブレンド』をご存じでしょうか。
「ハウスブレンド」と並ぶ、コストコの定番コーヒー豆ですね。ともにスタバブランドを冠していて、深煎り党に向いた味わい。風味やコスパを改めてチェックしてみました。
コストコ|スターバックス エスプレッソブレンド ダークロースト|2,698円
コストコのプライベートブランド「KIRKLAND Signature(カークランドシグネチャー)」のコーヒー豆『スターバックス エスプレッソブレンド(Starbucks Espresso Blend)』は2,698円(税込、品番 1453924)。以前にご紹介した「スターバックス ハウスブレンド」の姉妹品というところでしょう。
スタバブランドを冠したコストコPB品というユニークな商品でもあります。両社はともに米シアトルを創業地とした、わりと歴史が交錯する企業だったりしますね。
『スターバックス エスプレッソブレンド』のコーヒー豆の仕様・コスパは?
コーヒー豆の仕様・コスパ仕様 …… レギュラーコーヒー(豆)内容量 …… 1.13kg単価 …… 100gあたり約239円1杯=約10gで約113杯分(13gなら約87杯)1杯(約10g)あたり約24円(13gなら約301)生豆生産国 …… ペルー焙煎 …… ダークムロースト(スタバ基準)かつては100gあたり185円ほどで販売されている時期もありましたが、じわじわと30%ほど値上げになって現在は約239円。まぁ、コーヒー豆の相場は変動しやすいですし、昨今の経済環境や物価を見れば、相対的にお買い得な商品とは言えるかな。
コーヒー豆の原産国はペルーなのは「ハウスブレンド」と同じで、焙煎がより深いレベル(スタバ基準でダークロースト=深煎り)になっています。
写真は「エスプレッソブレンド」(左)と「ハウスブレンド」(右)のコーヒー豆比較。パッと見では差はわずかというか、あまりわからないレベルかな。豆のサイズは小さすぎず大きすぎず、厳選感のないバラつき具合ではありますね(粒ぞろいではない)。
『スターバックス エスプレッソブレンド』の味傾向は?
味の傾向苦味|■■■■□酸味|■□□□□甘み|■■□□□コク|■■■□□香り|■■□□□※中細挽き、ペーパーフィルターでドリップ
基本的には深煎り好きのためのコーヒーですね。「ハウスブレンド」と比べると苦味は若干濃いけどクセが弱く、素直な苦味にまとまっている印象です。カフェラテやコーヒー牛乳にも使いやすいタイプかな。
「ハウスブレンド」と同じペルー産コーヒー豆を使用しているものの、「ハウスブレンド」的なスパイシー感やアーシーな香りは薄く、ストレートにどっしりとした苦味を有しています。そして余韻にやや甘めのコクも。
深煎り好きであれば「ハウスブレンド」よりは本品『エスプレッソブレンド』のほうが、シンプルな風味ゆえに飲みやすいかと思います。さらに強い苦味(焦げっぽいレベル)をお求めなら「フレンチロースト」をどうぞ。
商品名のとおりエスプレッソ抽出に使ってみました。若干酸味が出てくるような感じがあるのと、とろみや風味の重厚感に欠ける印象かな(挽き目やマシン、腕にも拠りますが……)。ラテベースに使うには悪くないかと思います。
コーヒー豆の保存方法は?
開封後はコーヒー豆を密閉容器に移し、日の当たらない暗所で保管しておくのがおすすめです(冷蔵庫でもOK)。
飲み切るまでに1ヶ月くらいかかりそうであれば、保冷バッグ(「ジップロック」など)に必要な分を詰め替えて、冷凍庫で保管しておいてもOKです。
なお、冷蔵庫や冷凍庫で冷やしたコーヒー豆を飲む際は、常温に戻してから使うようにしましょう。