大雪立ち往生リスク区間も回避!

柏崎市街地のバイパスがようやく部分開通

 国土交通省 長岡国道事務所は2022年10月7日、国道8号「柏崎バイパス」のうち3.6km区間が11月27日(日)に開通すると発表しました。


柏崎バイパスの整備状況。奥が今回の開通区間(画像:長岡国道事務所)。

 柏崎バイパスは、国道8号の新潟県柏崎市街地区間を山側に迂回する計画延長11kmのバイパス。今回は西側の国道8号現道に接続する城東〜鯨波区間が開通し、2002(平成14)年に開通した茨目〜城東区間2.6kmとつながります。

 これにより、国道8号の上越市方面から、バイパス経由で北陸道の柏崎IC(国道252号上)までほぼ直結となります。

 北陸道から鯨波などの海水浴場、観光施設などへのアクセスが向上するほか、現道における市街地の渋滞区間や、最大6%勾配のため冬季に登坂不能車が多発していた米山台などを回避することが可能に。円滑な交通を確保するということです。

 柏崎バイパスは1987(昭和62)年度に事業化。2002年度開通の茨目〜城東区間のほか、2005(平成17)度に山本〜東原町区間(新豊田橋)0.5kmが開通済み。今回の城東〜鯨波が3か所目の開通になります。なお、今回含め開通区間は全て暫定2車線です。

※一部修正しました(10月12日19時50分)。