王冠の部分もしっかり再現しています。

慈善団体への資金集めの一環として実施。

 航空機追跡サイト、フライトレーダー24の公式SNSアカウントが、1機の航空機の航跡を紹介しています。2022年9月に亡くなられたイギリス女王、故・エリザベス2世の肖像画を、自らの航路で描いたフライトです。同サイトの公式ブログではこれを「世界最大の女王の肖像画」と称しています。


航路で描かれた故・エリザベスの肖像画(画像:flightradar24)。

 フライトはイギリスのホワイト・ウォーザンにある飛行場発着で1時間48分実施され、418km飛びました。このフライトの航路で、ロンドンの北西上空に描かれた「女王の肖像画」の大きさは、縦105km、幅63kmにもなるといいます。とくに角張った”王冠”の部分は、急激な旋回が必要であり、「一番難しい部分だった」と同サイトは紹介しています。

 今回のフライトはホスピス(死が迫っている人たちに対するサポート活動)と終末期ケアのための慈善団体「ホスピスUK」の支援者のひとりである女性パイロットが実施しました。今回のフライトは、女王に敬意を称しつつ、同団体へ募金を集めるための活動の一環だったとのことです。