都営三田線の最新車両「6500形」13編成が導入完了 8両化担う「キングジム電車」出そろう
運行予定が時刻表に明記されました。
1時間に数本が8両運用
5月に運行開始した東京都交通局6500形電車(画像:写真AC)。
東京都交通局は2022年10月4日(火)、都営三田線の8両化に対応した新型車両「6500形」について、今年度に予定していた分の、全13編成の導入が完了したと発表しました。それにあわせ、6500形電車が運行される予定を、時刻表で発表しています。
今年5月にデビューした6500形は、1993(平成5)年にデビューした「6300形」以来22年ぶりとなる三田線の新型車両で、三田線では初の8両編成。6500形の定員は1172人であり、現行車両の6両・862人から輸送力が増強されます。来年3月には東急新横浜線の開業により、相鉄方面へも乗り入れが予定されています。
その特徴的な角ばったフォルムから、文房具メーカーのロゴになぞらえて「キングジム」という愛称もある6500形。今年4月には早速、タカラトミーの「プラレール」の新製品としてデビューし、限定コラボ特典としてキングジム製品の「オレッタ」の特別デザイン版が配布されています。
発表時は鮮烈なデザインで世間に衝撃を与えましたが、すでに13編成が走り、1時間あたり3〜5本が運転される状況。6500形電車の走る姿は、街の日常風景に溶け込みつつあります。