美しいシーグラスを求めて、海岸を歩いていた。

しかし、砂浜に転がっていたのは、予想外のものだった――。

こちらはツイッターユーザーのこけし山田(@kokeshiyamada)さんが、2022年9月16日に投稿した写真。神奈川・長者ヶ崎海岸で撮影した1枚だ。

こけし山田さんはこの場所に「シーグラス」を求めてやってきた。波に揉まれ、独特の美しさを帯びたガラスのかけらだ。

写真の真ん中あたりに映っている鮮やかなピンク色のものが、それだろうか?

近寄って、よく見てみることにしよう。

まさかすぎる「正体」

......その正体はまさかの「入れ歯」だった。

 

不可解な落し物に、こけし山田さんは「これって漂着物なのかな落とし物なのかな」とつぶやき、首を傾げる。

Jタウンネット記者が20日、こけし山田さんに発見時の印象を聞いたところ

「ピンク色のものは海岸で目立つので違和感がありました」

と振り返った。それで近付いたら入れ歯だったのだから、驚いた、なんてものじゃないだろう。

皆さんも海辺を散策してみれば、何か不思議なものを発見できるかもしれない。

ただ、春から秋にかけては美しくも危険な猛毒クラゲ「カツオノエボシ」も漂着する。キレイなものを見つけても、すぐには手を伸ばさないよう、お気をつけて。