おかもとまり 開示請求の経験から、侮辱罪厳罰化に思うこと「ネットの誹謗中傷、ナイフと同じ」
おかもとは、2020年夏にあるTwitterアカウントの発信者情報開示請求を弁護士に依頼。開示請求の理由について、「今までの誹謗中傷内容とは異なるものだった」「私の"知り合い"かのような言葉が多かった」「私が子供のことを『生まれて来なければ良かった』と言っていたと、私のお仕事関係者の方々にリプラインを送っていた」(原文ママ)からと明かす。「身近な人たちを勝手に疑うのも心苦しいし、万が一身近な人だった場合、子供や育児の環境に危害を与えたら恐いなと思いました。とにかく誰が書いたのか突き詰めたくて、開示請求をすること」に決めたという。
そして、「ナイフで人を刺した人は、捕まります。一緒なのになって、ネットの誹謗中傷も」「スルー出来ずに、本当に血を流す人もいるかもしれませんし、実際にいます」と、自らの切実な経験から警鐘を鳴らしている。厳罰化によって「知らぬ間に相手の心にナイフを刺してしまう人がいなくなることを願います」と語った。
侮辱罪は、インターネット上の誹謗中傷対策として、7月7日から厳罰化した改正刑法が施行される。侮辱罪の法定刑は、30日未満の拘留、または1万円未満の科料と規定されており、これまで刑法の中で最も軽いものだった。7日施行の改正刑法で、1年以下の懲役・禁錮または30万円以下の罰金が追加され、7日以降の行為が適用対象となる。加速するネット上の誹謗中傷に歯止めをかけたい狙いだ。
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