千怜(上)と明愛の“岩井ツインズ”が20歳になった(撮影:佐々木啓)

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きょう7月5日は、双子の姉妹“岩井ツインズ”の誕生日。姉・明愛と妹・千怜は、2002年生まれで、きょうで20歳になった。6月の「リシャール・ミル ヨネックスレディス」では、姉妹揃ってトップ10入りし、現在のリランキング順位は、明愛28位、千怜32位で、後半戦の活躍が期待される。
父親の影響で8歳からゴルフを始めた。中学時代は姉妹2人とも陸上の長短距離とゴルフ両方で県大会に出るほど夢中になった。高校進学時には、陸上ではインターハイに行けるイメージがなく、姉妹揃って「日本ジュニア」に出ていたこともあり、ゴルフ1本に絞り、埼玉栄高校へ。
20年は、姉の明愛が「関東高校ゴルフ選手権」で2連覇、妹・千怜も「埼玉県女子アマチュアゴルフ選手権」で3連覇を達成。同年の「日本女子オープン」で明愛がローアマチュアを獲得すれば、翌週の「スタンレーレディス」で、千怜がベストアマに輝くなど、互いにその実力を示し、12月の「全国高等学校ゴルフ選手権特別大会」では同校を8年ぶりの団体戦優勝に導いた。
21年6月のプロテストに揃って合格を果たすと、同年9月のステップアップツアーで千怜、明愛の順で2戦連続優勝。同年のQTは明愛が70位、千怜が90位となった。
迎えた22年は、4月末の「パナソニックオープン」で明愛が7位タイに入ると、6月の「リシャール・ミル ヨネックスレディス」では、千怜2位タイ、明愛10位タイと揃ってトップ10入り。現在のリランキング順位は、明愛28位、千怜32位と、後半戦はレギュラーツアー参戦が見えてきている。

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