バイエルン退団のMFトリッソ、6シーズンぶりのリヨン復帰が決定的

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 今夏にバイエルンを退団するフランス代表MFコランタン・トリッソが、リヨンに加入するようだ。30日、フランスメディア『RMC』が報じた。

 先月末に6月30日の契約満了に伴いバイエルンを退団することが発表されていた。『RMC』によると、30日にリヨンのメディカルチェックが予定されており、問題なければ6シーズンぶりの古巣復帰を果たすことになる。

 現在27歳のトリッソはリヨンの下部組織出身で、2013年8月にトップチームデビューを果たした。同クラブで公式戦通算160試合に出場し、29ゴール17アシストを記録。2017年夏、移籍金4150万ユーロ(当時レートで約51億円)+ボーナス600万ユーロ(当時レートで約7億円)でドイツ王者に完全移籍した。

 1年目の2017−18シーズンは、公式戦35試合で9ゴール6アシストを記録してブンデスリーガ制覇に貢献。2018年夏にはフランス代表の一員としてFIFAワールドカップロシア2018に参加し、母国を優勝に導いた。しかし、2018−19シーズンの序盤に右ひざ前十時じん帯断裂と外側半月板損傷の大けがを負い、同シーズンを棒に振った。その後も負傷離脱を繰り返し、バイエルンに在籍した5シーズンで公式戦出場は通算118試合にとどまった。