大谷翔平 2打席連続HRで復調の兆しも「1日だけじゃわからないので、感覚を確かめたい」

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大谷翔平 Photo by Leonard Ortiz/MediaNews Group/Orange County Register via Getty Images

<5月30日(現地時間29日)MLB エンゼルス 10-11 ブルージェイズ @エンゼル・スタジアム(カリフォルニア州アナハイム)>

MLB エンゼルスとブルージェイズの試合が30日、エンゼル・スタジアムで行われてエンゼルスは10-11で敗れた。エンゼルスは今季初の5連敗。

エンゼルスの大谷翔平(27)は、「2番・DH」でスタメン出場し、3打数2安打2本塁打2四死球。打率を.249とした。

1回、ブルージェイズ先発のベリオスの甘いカーブを完璧に捉え、速度108.8マイル(約175キロ)で右中間スタンドに運んだ。22日アスレチックス戦以来6試合22打席ぶりの10号本塁打で先制。

2年連続4度目の2桁本塁打は松井秀喜の7度に次ぎ日本人2人目となった。

さらに、2-6でリードされた3回の第2打席、無死一塁で約148キロの直球をセンターの生垣を越える豪快アーチ。植え込みを超えていく約130メートル特大弾は2打席連続の11号2点本塁打。

1試合2本塁打は9日のレイズ戦以来メジャー9度目、2打席連続本塁打は今季3度目で通算7度目。

今日下ろしたてのニューバットで本塁打を連発。試合前に2本のうち1本を吟味して選んだ大谷にとっては幸運の味方となった。

2打席連続の本塁打で復調の兆しを見せた大谷は「1日だけじゃわからないので、明日以降、またどういう感覚なのかというのを確かめてやりたいなと思います」と慎重だった。

次戦から始まるヤンキース戦に向けて「いいチームなので特に何かを変えることなく1試合1試合頑張りたいなと思います」とコメント。

日曜日は3週連続の4本塁打、打率.545。『サンデー・ショウヘイ』の大活躍もチームは投手陣が崩れて5連敗。マドン監督の嘆き節は続いた。