ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウ - 映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』より
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 米ディズニーが企画する映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの新作2本について、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが The Sunday Times で進捗状況を明かした。

 2017年の第5作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』以降、新作が公開されていない同シリーズ。現在進行しているのは、マーゴット・ロビー(『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』)が主演を務める企画と、概要すらも明かされていないもう一本の新作だ。

 製作を務めた映画『トップガン マーヴェリック』関連の取材に応じたブラッカイマーは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の状況について「マーゴットと話しているところだ。我々は新作2本の脚本を進めている。一つは彼女が主役で、もう一つはそうでない」と告白。これまでシリーズを引っ張ってきたジョニー・デップ(ジャック・スパロウ役)の復帰については、「今の時点ではない。未来はまだ、決まったわけではない」と可能性を残した。

 デップ本人は、元妻アンバー・ハードとの名誉毀損裁判でシリーズについて言及しており、アンバーの弁護人から「もしディズニーが3億ドルとアルパカ100匹を提示しても、あなたは『パイレーツ・オブ・カリビアン』で彼らと仕事をすることはない?」と問われた際には、「その通りです」と回答。ジャック・スパロウを再演しない姿勢を示している。(編集部・倉本拓弥)