アドレス・ベース・レジストリで定義する住所表記の例。この取り組みについて、意見・アイデアを募集している(5月25日まで)

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 「デジタル庁」は、意見募集プラットフォーム「デジタル庁アイデアボックス」で期間を定めてテーマに関する意見・アイデア募集を行っている。現在募集中のテーマは「アドレス・ベース・レジストリの試験公開版について」。募集期間は5月12日〜25日。

 今回は、アドレス・ベース・レジストリの具体的な利活用シーン、課題など広く募集し、そこから論点を絞って第2回目の意見募集を行う予定。アドレス・ベース・レジストリとは、住所・所在地のマスターデータおよびその運用システム全体を指すもので、デジタル庁は2022年4月にパイロット事業として、自治体ごとに町字マスターデータ(CSVデータ)をレジストリカタログのサイトで公開した。住所をキーとしたデータ連携が困難となる要因だった、各種データでの住所表記の統一を目指す。

 デジタル庁アイデアボックスでのアイデアやコメントの投稿、投票にはユーザー登録・ログインが必要だが、ユーザー名以外は一般公開されない。アーカイブとして、過去に募集したテーマに関するアイデア・意見も閲覧できる。