ISPSの大会名物「いけす釣り」では伊勢エビを釣り上げた貞方(撮影:ALBA)

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きょう4月24日は、奈良県出身の貞方章男の誕生日。1979年生まれで、きょうで43歳になった。
14歳で単身渡米し、フロリダ州のゴルフアカデミーに入学。15歳のとき、試合で今田竜二と出会い、今田を教えていたコーチのリチャード・エイブル氏に「僕も教えて欲しい」と直談判。2人が住むアパートに転がり込んで腕を磨いた。アマチュア時代はオールアメリカンに選出され、2001年にプロ転向。QTを経て、03年に米国男子ツアーへ参戦した。
03年1月の「ソニー・オープン・イン・ハワイ」でツアーデビュー。5月の「HPクラシック」ではハーフ「29」を記録し、初日首位に立つなど注目を集めた(結果は43位)。だが、選手層の厚い米ツアーでは、シード権獲得には至らなかった。
国内男子ツアーには08年から参戦し、同年にシード権を獲得。16年から3シーズンは不調に陥るも、19年には賞金ランキング43位で、見事にシードへ返り咲いた。21年「Sansan KBCオーガスタ」で優勝争いに加わり3位フィニッシュ、賞金ランク57位でシーズンを終え、2季連続のシード入りを果たした。
これまで何度も優勝争いを演じながら、あと一歩のところで手が届いていない。スタッツを見れば、フェアウェイキープ率はトップ10常連のショットメーカー。米国仕込みのゴルフで、今季こそ初優勝をつかめるか。

<ゴルフ情報ALBA.Net>