阪神・矢野監督 (C) Kyodo News

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 14日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 中日−阪神戦』で解説を務めた山粼武司氏が、最下位に沈む阪神について言及した。

 阪神は開幕から元気がなく、14日の中日戦も1−4で敗れた。これで阪神は1勝15敗となり、借金は「14」まで膨れ上がった。

 山粼氏は試合中、阪神について「1カ月で借金を返済するのは到底無理な話なので、3カ月くらいのプランを立てて、どうやって5割に戻すか。普通であれば、5割に戻したらクライマックスに出られますから。まだまだ諦める時期じゃない」と話す。

 「特に力のないチームじゃない。私が在籍した1年目の楽天イーグルスとは違いますから」と、新規参入した97敗を喫した05年当時の楽天と現在の阪神とは違うと見ているようだ。

 「その時に13(試合中時点)作った借金を戻せるかと言ったら、到底無理だった話なんですけど、タイガースはその力はありますからね」と力強く語った。

 さらに山粼氏は、「クライマックスシリーズのことまで考えたら、優勝までいかなくてもクライマックスに勝ち上がったら、日本シリーズ出て日本一になれる。どれだけ戦力を整えられるか、そういう課題は山積みですけど、前を向くしかない。オールスター前でこれぐらいのゲーム差だったら諦めるしかないんですけど、まだ4月14日ですよ」とエールを送った。

(ニッポン放送ショウアップナイター)