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エルデンリングばかりプレイしていて、その他のゲームの話題に関するアンテナが下がりに下がっていた筆者でしたが、そんな中でも耳にした話題のタイトルがあります。それはPC向けサンドボックスサバイバルゲーム「Core Keeper」です。

「Core Keeper」は2Dかつつ、見下ろし視点のゲーム。同ジャンルのゲームだと「Terraria」や「Stardew Valley」といった名作に似ています。アーリーアクセスということもあり、まだ日本語化されていませんが、既に50万本を売り上げているヒット作。1320円と手ごろな価格かつ、最大8人でのマルチプレイが可能なので、気軽に購入して友人とプレイすることが可能です。

Core Keeper(Steam)

■地下を舞台にしたクラフトサバイバル

そんな本作ですが、この手のゲームの基本的な部分を抑えたものが揃っているタイトルです。土を掘って鉱石を得て、それを元にツールや作業台を作り、装備や拠点の環境を整えることができます。また、地面を耕し、農作物を育てたり、釣りをして得た食材で料理をし空腹を満たすこともできます。

「Terraria」と同じく、キャラクターとワールドの制作が別々になっているタイプ。キャラクターには職業があり、ステータスと初期装備が異なります

舞台となっているのは地下世界。地下に迷い込んだ主人公が、地上への脱出を目指して探索をすることになります。スタート地点は遺跡のようになっており、中央の装置にエネルギーを供給することが序盤の目的ですが、地下を舞台にしているだけあって周囲は暗く、土に囲まれているので、先ずは灯りやツルハシといったツールをクラフトしなければいけません。

スタート地点。かなり暗いです
灯りを並べてスタート地点の全容が明らかに。3つのオブジェクトにアイテムをはめて、中央の装置にエネルギーを供給することが最初の目標です

木材は木を伐採するのではなく、木の根っこをと取り除くことで入手することができ、地下らしい表現がされています。木材を使えば「木のツルハシ」などは簡単につくれますが、驚くことに本作では、石炭などがなくても、木材オンリーで松明が作れてしまします。因みに木材は他にも、家材を作ったり、橋をかけたりと様々なことに使いますが、拠点に根っこが生えてくるブロックを配置すれば、序盤から無限に入手することが可能です。

■燃料いらずの溶鉱炉。色んなようそがとにかくシンプル

灯りとツールを手に入れたら、資源を求めて土を掘り進めていくことになります。地中はとにかく暗く、先が見えませんが、鉱石が埋まっている場所は光っているので簡単に見つけることが可能です。入手した鉱石は、溶鉱炉にいれてインゴットにしないといけませんが、溶鉱炉の稼働にも燃料は不要となっています。

地中に埋まっている鉱石は光っているので簡単に見つけられます
溶鉱炉にも燃料は不要です

鉱石の放つ光を目指して掘り進めていると、いつの間にか小さな空間がいくつかできており、アリの巣のような形状になっていきます。こうしてできたスペースを広げて農場や寝室に使用する場所として使えば、拠点作りに必要な労力を減らすことが可能です。意識をしなくても、道や部屋が勝手にできているので、探索をしているといつの間にか整地がほとんど終わっているなんてこともあります。

拠点近くの鉱石を掘っていたら部屋の形になったので、軽く部屋の形に掘って農場として利用することに

 こんな風に本作では、探索やクラフト、拠点作りといった他のタイトルでは複雑かつ、面倒臭く感じがちな要素がシンプルになっています。そのお陰で、序盤からノンストップで地下文明が発展していき、探索の効率もどんどんあがっていくので、だれることなくゲームを進めることができます。

■戦闘はそれなりに難しい……

そんな本作ですが、スタート地点からしばらく掘り進めていくと危険なモンスターやボスが待ち構えており、容赦なく襲い掛かってきます。一番弱いスライムであっても、暗闇から突然でてくると危険な存在になりますし、拠点から少し離れたところに出現するワームや、地下に住む原住民の攻撃は痛く、被弾すると簡単に倒されてしまいます。クラフトが楽な分、戦闘は装備をしっかり整えなければいけないバランス調整となっているようです。

スライムが大量にいる部屋や
地下世界らしくワームが突進してる場所も……

とはいえ、本作では倒れてしまっても装備品はドロップすることはなく、落としたアイテムも後から回収が可能となっています。装備のロフトに怯えなくてもいいので、気軽に危険な場所へ足をはこぶことができます。

死亡地点には墓がたち、ここで落としたアイテムを回収できます。光っているので見つけやすく、助かります

雑魚敵も強力な本作ですが、ボスはさらに危険です。最初のボスである巨大なスライムは、最初の拠点からそれほど離れていない場所に出現するのにも関わらず、移動速度が遅くなる粘液をまき散らしながら飛び跳ねてくる強敵。特にソロプレイでは苦戦させられます。

他にも巨大なワームや、粘液を飛ばしてくるグロテスクなクリーチャーなど、様々なボスがプレイヤーの前に立ち塞がりますが、ボスを倒すことで手に入るアイテムを使用すれば遺跡にエネルギーが供給されていく他、ボスの位置を知れるアイテムなどもクラフトできるようになっていきます。

最初のボスは巨大なスライム。攻撃力がかなり高く、2〜3発被弾するだけで倒れてしまいます

■今後に期待できるアーリーアクセス

このように、面倒な要素を削ぎ落したクラフト要素と、難易度が高めの戦闘が特徴の本作。まだアーリーアクセスということもあり、製品版に向けてストーリーなどが順次追加されるとのことです。ストーリーは何をしたらいいか分からなくなりがちなこの手のゲームにとって、貴重な導線になるので期待したいところ。

一方で、クラフトなどのシンプルさに関しては、複雑にせずにそのままにして欲しいです。確かに燃料がないのに火が着く松明や溶鉱炉はリアリティには欠けますが、本作の魅力はリアルさよりも、サクサク地下生活が発展していくところにあると思うので……。

また、筆者はシングルプレイのみを遊びましたが、マルチプレイ、特に8人となると難易度はかなり下がるとのこと。この点は、ボリュームアップを期待したいですね。

本作のアーリーアクセスは2022年内に終了予定とのことなので、今のうちに仲間と攻略し、現状を一通り楽しんだら、皆で製品版を待つのもありだと思います。