右から辻村明志、松森彩夏、上田桃子、吉田優利、六車日那乃、千田萌花(撮影:福田文平)

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節分の日に恵方を向いて丸かじりすると願い事が叶うといわれる恵方巻き。2月3日、宮崎で合宿中の辻村明志コーチ率いる「チーム24」を訪れ巻物をかじってもらった。縁起物の恵方巻きは笑いながらかじるとさらによいことがあるなんてこともいわれているが、順調な仕上がりだというプロ3人に2022年の目標を聞いた。
チームのキャプテン上田桃子は「メジャー優勝。最大限の準備をしてあせらずにシーズンに臨みたい。今年は寅年、年女なのでいい年にしたいです」と力強い言葉が返ってきた。
QT37位で22年シーズンの出場権をつかんだ松森彩夏は「しっかりシード権をとりたいこともあるし、2勝目を挙げたいとは思っています。でも、常に安定したゴルフをすること。しっかり予選を通過して、トップ20の成績を出すこと。そうしていれば、結果はついてくると思っています」と、話す。
20-21年シーズンがデビューイヤーのツアールーキーながら2勝を挙げた吉田優利は「シーズン3勝以上、メジャーでの優勝が目標です。パーオン率を上げるため、ビジネスゾーンの精度を上げています。順調に仕上がっています」とのこと。
節分の恵方巻きは、巻物を鬼が忘れていった金棒に見立ててかじりつく鬼退治だという説もあるそうだが、チーム辻村のメンバーの前に鬼は潜んでいなそうだ。22年日本女子ツアー開幕まで、残すところあと1カ月。沖縄での開幕戦、ダイキンオーキッドレディスが待ち遠しい。(取材・文/河合昌浩)
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