「飛距離の差は、想像力の差。」と題して発表されたヨネックスの新クラブ『EZONE GT』のインスタグラムオンライン発表会に岩井明愛(あきえ)・千怜(ちさと)姉妹が登場した。『EZONE GT』の良さをアピールするとともに、2022年の抱負を語った。
岩井姉妹は21年6月のプロテストにそろって合格。その後ステップ・アップ・ツアー「カストロールレディース」で妹・千怜が、その翌週に開催された「山陽新聞レディースカップ」で姉・明愛が優勝し、姉妹による2週連続Vを達成した。同年末に行われたQT最終ステージはともに上位で終えることができなかったが、22年シーズンはステップ・アップ・ツアーを主戦場とし、レギュラーツアー出場の機会を目指す。
昨年同社が主催した「ヨネックスレディス2021」でベストアマチュア賞に輝いた明愛は、「今年の目標はレギュラーツアーで優勝すること」と話すと、それに加えて「試合に出て結果を残すというのはクラブがないとできないこと。サポートしてくださるヨネックスさんの思いにも応えたい」と感謝を述べた。
続けて千怜は「レギュラーツアーのシード獲得はもちろんですが、まずはルーキーとして楽しくプレーしている様子をみなさんにお見せしたい」とツアーの目標とともにファンへのメッセージを送った。
「練習や試合会場に行くときに使えるように」とこれから多くなる遠征へ向けて、このオフシーズンに「車の免許を習得した」と明かした岩井姉妹。千怜は「通っている2か月くらいは教習のことで頭がいっぱいでした(笑)。でも無事取ることができてよかったです」と笑顔で話した。
プロとして迎えた初めてのオフシーズンは、「30分走、だいたい5キロくらい」「とりあえずたくさん走っています」とトレーニングにも励んでいる。昨シーズンを振り返って明愛は「試合中は疲れもあり、トレーニングに時間も割けないときもあった。今年はできれば試合中もたくさん走りたい」と連戦でも疲れを残さないように、さらに体力をつけていきたいところだ。
最後に「これからも頑張るので、応援よろしくお願いします!」とそろって新シーズンへ向けて意気込んだ。国内女子ツアーは3月3日に沖縄県で開催される「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」、ステップ・アップ・ツアーは3月29日に福岡県で開催の「ラシンク・ニンジニア/RKB レディース」から開幕する。
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