2021年もあとわずかですね。来年の準備はしていますか?来年をいいスタートをきれるように、人気占い師の富士川碧砂さんが、2022年の特徴と開運方法について教えてくれました。

2022年はどんな年になる?開運する参拝のお作法

星占いの世界では、2020年末からスタートした「風の時代」。リモートワーク、オンラインでの交流、キャッシュレス決済…。「風」のエネルギーの象徴となるものに、私たちの生活は塗り替えられていきましたね。

この「風の時代」は今後200年続き、その流れはますます加速していきます。

その中で、2022年はどんな年になるのか、開運するにはどうしたらいいのかお話します。

その年の開運のキーポイントを見るとき、星占いの世界では木星という星を重要視します。木星はおよそ1年にひとつずつ星座を移動し、その星座の象徴となるものに光を当てていきます。

 

●2022年は、相手を思いやることが大切な1年に

2022年、木星はうお座に移動します。うお座は、癒やし、共感性、芸術、スピリチュアル、浄化などを象徴する星座。「癒やされたい」「乾いた気持ちをわかってもらいたい」そんな風潮が高まってくるでしょう。

癒やしを提供する接客やサービス、そして音楽や芸術分野など、心を満たしてくれるものを人々は求めます。そしてビジネスだけでなく、人間関係やパートナーシップでも、相手の気持ちを理解し思いやることが大切!「心の時代」と呼ぶべき年となります。

 

●やりたいことがあるなら、2022年5月〜10月に行動を

また、2022年の大きな星の特徴は、もうひとつあります。それは木星が5月11日から10月27日までの期間、「おひつじ座」に移動、その後「うお座」に戻ること。おひつじ座の木星が私たちに教えること、それは「お試し」です。その後2023年には、木星はおひつじ座に完全移行しますが、この期間の予兆を受け取ることをしっかり覚えておいてくださいね。おひつじ座は、実際に行動すること、スタートすることを後押しします。
やりたいことがある方はこの期間に始めることはおすすめ! 手ごたえを確かめながら進めるようにしてくださいね。

●参拝をする際のお作法

2022年は、心の時代。見えない世界、スピリチュアルなことへの関心やそのパワーも強まります。ぜひ神社仏閣に足を運び神仏にお力をいただきましょう。でも参拝するにも礼儀が大切。ここからは参拝のお作法についてお話ししていきます。

 

・参道の歩き方

あなたは、鳥居や寺門のどこを歩いていらっしゃいますか。真ん中は神仏の通り道。真ん中を避け、感染対策で人がぶつからないように決められているルールに沿ってくださいね。

・手水舎で清める

今は、柄杓を中止しているところがほとんどですので、流れる水を手のひらで受けてゆすぐようにしましょう。

・お賽銭の金額

本殿へ入り、まず一礼し、お賽銭を賽銭箱に感謝の気持ちとともに入れます。投げ入れるのはNG! また「ご縁」に通じるとして5円玉を推奨する方もいらっしゃいます。でも今は、細かいお金を両替するのに手数料がかかる銀行もあります。語呂合わせを気にされる場合は、せめて縁が重なる50円はいかがでしょう? お賽銭はお気持ちの問題ですが、相手の状況を察する人であることも神仏から愛される大切な要素です。その心構えが現実の開運にもつながりますよ。

・参拝の手順

そして、二礼二拍手、手を合わせて自分の住所、名前、感謝とお願いごとを伝えます。初詣などで行列をつくっている時は、後ろで待つ方々のことを考えてスピーディーに。一礼して下がります(ただし出雲大社は、二礼四拍手一礼。お寺は、合掌です)。
そして、摂社をお参りします。摂社というのは境内にある小さな社殿で、その寺社にお祀りしているものとは違う神仏をお祀りしています。

もしスマホで境内を撮影するときは、背景に他の人が入らないよう、また、ご自分が撮影することで、他の方のお参りの邪魔にならないよう気を配ってください。