マクニカ、RealWear社の産業用スマートグラスの取扱い開始 新製品“Navigator 500”など 事故リスク低減/作業レベルの標準化
これは、熟練の作業者の引退や知識・技能を有した人材の不足などにより、安全かつ安定した生産活動が求められる作業現場において、品質の低下や事故のリスクなどにつながる可能性がある。また、作業の手順書やマニュアルによって作業レベルの標準化を図っても、悪天候や夜間などの環境下にてドキュメントを参照しながらの作業では効率が悪く、改善が求められている。
株式会社マクニカでは、このような課題の解決に向けて、ユーザーのデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するため、 RealWear, Inc. (本社:米国ワシントン州)と国内における販売代理店契約を締結し、RealWearが開発・製造する産業用スマートグラス製品の取り扱いを開始したことを2021年12月15日に発表した。
なお、取扱い製品については12月8日(ワシントン州現地時間)に発表された新型産業用スマートグラス「Navigator 500」も含まれている。
●RealWearのスマートグラスについて
RealWearのスマートグラスは販売開始から2万台以上の出荷実績を誇り、権威ある業界の見本市にて最優秀賞(Wearable Technology Show 2017にてBest Enterprise Solution)を受賞した、世界をリードする産業用のウェアラブルデバイスだ。音声操作に対応しており、ボタン操作のいらないハンズフリー仕様で95dBの騒音環境でも利用可能。また、ワークフローや点検項目の表示から作業・点検内容を記録することや動画・画像、PDF資料などをペーパーレスで閲覧することができる。さらに、中央制御システムなどと連携することで作業履歴の確認やWEB会議システムを利用して遠隔地から現場の状況を確認し、指示を出すなどの作業支援を行うことも可能だ。
●スマートグラス製品の主な用途
同製品を活用することで、様々な産業分野の作業現場において、点検・テストや修理・メンテナンス、組立、施工などの作業を標準化し、スマートに行うことができるようになる。例えば、現場での作業手順や方法はデータとしてスマートグラスに保存されており、音声操作によってスムーズに必要な情報を呼び出せる。呼び出した情報は、ペーパーレスでストレスなく過去の作業履歴などと合わせてスマートグラスに鮮明に表示。作業内容は現場から遠隔地の監督者などにリアルタイムに報告し、必要に応じて遠隔地から作業指示などを行える。このように、作業現場にてRealWearのスマートグラスを活用することで、作業者に知識や技能に依存することなく、作業レベルを担保し、安全かつ効率的に生産活動を継続できるようになる。
