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テスラ・SpaceX・The Boring Company(TBC)を率いるイーロン・マスク氏は、ときどきなんの脈絡もなく「なんとなく思いついただけ」で商品化したようなグッズを発売する癖があります。そしてその最新バージョンは、まだ市販に至っていないテスラ「Cybertruck」に形を似せた笛「Cyberwhistle」です。

以前にTBCで販売し、世界各国で物議を醸した火炎放射器「Not a Flamethrower」とは異なり、今回の笛は「Cybertruckにインスパイアされ」「医療グレードのステンレススチールに光沢仕上げを施したプレミアム名コレクターズアイテム」と宣伝文句もバッチリ。マスクCEOは「くだらないアップルのポリッシングクロスに金を使うぐらいなら、その代わりにウチの笛を買いなよ」とツイートしました。

アップルのポリッシングクロスが19ドル(1980円)というのも確かに高いとは思うものの、その代わりに50ドル(約5600円)の値がついたステンレスの笛を買えというのもなんとも虫の良い商売です。それでもテスラ車を買えるマスク氏のファンには50ドルなど安いものなのか、Cyberwhistleは発売後数時間で完売してしまいました。

テスラのオンライストアの記述では、Cyberwhistleの再入荷はしばらく待てばありそうな雰囲気です。すでにアップルの磨き布を買ってしまった人は、このCyberwhistleも購入して磨いてみてはいかがでしょう。

ちなみに肝心のテスラ「Cybertruck」のほうはといえば、2019年11月のプロトタイプ発表以来、大量の予約が入っていると言われつつも、その生産開始時期は2021年の予定だったところが、いつのまにか2022年に変更されています。

Source:Tesla