料理を学ぶ高校生が考えた来年のおせちが完成し、宇都宮市内でお披露目されました。

こちらが24品のメニューからなる豪華な和洋中の2段のお重とスイーツのおせち、その名も「とちぎから初夢寶船」です。

宇都宮短期大学附属高校の調理科の生徒およそ140人が考案したレシピの中から6品が採用されました。

この取り組みは全国各地の高校でも行われていて、この日はそれぞれが考えたメニューの入ったおせちがお披露目され、高校生同士がオンラインで交流を図りました。

宇都宮短大附属高校では去年の冬休みから「幅広い世代の人が食べやすいおせち」をテーマにレシピを考えてきました。

パイにアーモンドクリームが入ったフランス菓子のガレット・デ・ロワがメニューに加えられるなど、これまでの日本のおせちにとらわれない多様な文化を取り入れているのが特徴です。

歯ごたえの良い食感のクルミ入りのきんとんや卵とサーモン、コメとほうれんそうのリゾットをパイで包んだクーリビャックなど若い感性で作り上げたメニューが目を引きます。

「とちぎから初夢寶船」は300セットを販売する予定で、インターネットで予約が始まっているほか、10月からはカタログ販売も始まります。