はんにゃ川島の妻が気づいた「夫が育児をするようになった意外な理由」
だしソムリエ1級や食育アドバイザーなどの食にまつわる資格をもち、ダイエットや料理の情報発信もする、お笑いコンビ・はんにゃの川島章良さんと、ブロガーとしても人気な妻の菜月さん。
6歳の長女と1歳の長男の4人家族で、最近では夫婦でYouTube番組を配信するなど、仲よしなお2人。現在は育児や家事をシェアできるようになった川島家ですが、じつはそうなったのは最近のことだったようで…。
得意の裁縫は率先してやってくれるという、はんにゃ川島さん
ここでは、育児や家事に非協力的だった夫が変わった理由について、自分なりに振り返ってみて実感したことをつづってもらいました。
長女一人を育てていた頃は、夫は遠出の仕事も多く、完全にワンオペ状態でした。私自身、もともと片づけが苦手な上に、初めての育児で毎日がアップアップ。
がんばろうと思えば思うほど家が散らかっていたように思います。そして、夫も主婦業をまったくわかっていなかったので、心ないひと言を言ってしまうことも多く、家の中の雰囲気は「よい」とは言えない状態でした。
ワンオペ育児&家事で、家がすぐに散らかっていた頃
夫がなぜそんなに急に家事や育児を積極的にやり始め、無自覚にひどい言葉を口にしなくなったのか、最初は本当にわかりませんでした。
夫が大きく変わり始めた、ここ1、2年を改めて振り返ってみると、少しそのきっかけが見えてきました。
娘が4歳の頃、ブログを始めました。そのタイミングは、私がやっと自分と向き合ったり、自分の言いたいことを夫に伝えられるようになった時期と同じでした。
それまでの私は、自分が我慢していたらいいや、合わせてたらいいや。そして好かれたい! という思いがすごくあって、嫌われるのが怖かったんです。それに、夫婦関係において「女が妥協して我慢するのが美徳」という謎の固定概念もありました。ただただ、一人で抱えて家事や育児に追われる日々。
でもブログやSNS上でいろんな方と交流ができるようになり、さまざまな情報、さまざまな夫婦関係を知り、考え方がかなり変わりました。
私は、夫が変わったと思っていたんですが、夫からしたら私が変わったと言います。
前までの私は、言葉で伝えるのが下手で「言ってもめんどくさいから、我慢してことが収まるならいいや」と言う考え方でした。でも、結局それでは自分で自分の首を閉めてる状態になって、イライラがつのり、たまりにたまって爆発することが多かったんです。
でも、最近では自分がやりたいこと、やってほしいことを、ストレートにではなく、言い方を考えて、
「こんなふうにしてくれたら助かる」
「たまには一人でゆっくりしたい」
などと言えるようになりました。
今でももちろん、自分たちの体調(私はPMSや寝不足など)次第で、イライラがたまって、ケンカになることもありますが、以前の「ケンカはしないけど暗黒の空気感だった頃」に比べると、明らかに夫婦関係はよくなっていると感じています。
夫に似て? おもしろいことが大好きな長女
人に変わってもらうことなんて不可能なんだ、と気づきました。自分が変わることで、人間関係にも変化が出てくるんだ、と。
嫌われたくないと自分を隠し人に合わせていたときよりも、気持ちをストレートに出せる今の方が、自分自身も大事にできているような気がします。我慢する代わりに不満だらけだった頃より、遥かに人生が楽しいです。
ありのままに出す分、嫌われることも多々ありますが、それを面白い! 楽しい! 好き! だと言ってくれる人がいるので、私は自分を好きだと言ってくれる人を大切にし、これからも「女だからお母さんだから」と思い込まず、私たちなりの夫婦関係を築いていけたら、と思っています。
「以前は自分の考えを押しつけていただけでしたが、今はなっちゃん(菜月さん)ファーストになっていると思います。僕自身は多分あまり変わっていないと思うのですが、なっちゃんが気持ちを伝えてくれるようになり、僕も以前の自分を振り返ることができるようになったとは感じています。
一方的な意見で押さえつけてしまっていたときは苦しかったと思います。今はお互いに尊重し合えているはず。自分で話しながらだんだんよくわからなくなってきましたが、とりあえず言えるのは、自由を奪ってはいけない、ということです」(川島さん)
…言われなくても気づいてくれ! と、つい、思いそうになりますが(笑)、これからも話し合いながら協力していけたら、と思います。
1990年生まれ。お笑いコンビ・はんにゃのツッコミ担当、川島章良の妻。現在はブロガーとして「川島菜月のオフィシャルブログ
」にて、育児や家族のこと、手間抜き家事、節約術などを発信し、多くの支持を集める。2021年春より夫婦のYouTubeチャンネル「川島夫婦チャンネル
」も開始。
6歳の長女と1歳の長男の4人家族で、最近では夫婦でYouTube番組を配信するなど、仲よしなお2人。現在は育児や家事をシェアできるようになった川島家ですが、じつはそうなったのは最近のことだったようで…。
得意の裁縫は率先してやってくれるという、はんにゃ川島さん
ここでは、育児や家事に非協力的だった夫が変わった理由について、自分なりに振り返ってみて実感したことをつづってもらいました。
育児・家事をしない夫…急に変化した意外な理由
長女一人を育てていた頃は、夫は遠出の仕事も多く、完全にワンオペ状態でした。私自身、もともと片づけが苦手な上に、初めての育児で毎日がアップアップ。
がんばろうと思えば思うほど家が散らかっていたように思います。そして、夫も主婦業をまったくわかっていなかったので、心ないひと言を言ってしまうことも多く、家の中の雰囲気は「よい」とは言えない状態でした。
ワンオペ育児&家事で、家がすぐに散らかっていた頃
夫がなぜそんなに急に家事や育児を積極的にやり始め、無自覚にひどい言葉を口にしなくなったのか、最初は本当にわかりませんでした。
夫が大きく変わり始めた、ここ1、2年を改めて振り返ってみると、少しそのきっかけが見えてきました。
●私が主婦業以外のことを始めた
娘が4歳の頃、ブログを始めました。そのタイミングは、私がやっと自分と向き合ったり、自分の言いたいことを夫に伝えられるようになった時期と同じでした。
それまでの私は、自分が我慢していたらいいや、合わせてたらいいや。そして好かれたい! という思いがすごくあって、嫌われるのが怖かったんです。それに、夫婦関係において「女が妥協して我慢するのが美徳」という謎の固定概念もありました。ただただ、一人で抱えて家事や育児に追われる日々。
でもブログやSNS上でいろんな方と交流ができるようになり、さまざまな情報、さまざまな夫婦関係を知り、考え方がかなり変わりました。
●言葉で伝えられるようになった
私は、夫が変わったと思っていたんですが、夫からしたら私が変わったと言います。
前までの私は、言葉で伝えるのが下手で「言ってもめんどくさいから、我慢してことが収まるならいいや」と言う考え方でした。でも、結局それでは自分で自分の首を閉めてる状態になって、イライラがつのり、たまりにたまって爆発することが多かったんです。
でも、最近では自分がやりたいこと、やってほしいことを、ストレートにではなく、言い方を考えて、
「こんなふうにしてくれたら助かる」
「たまには一人でゆっくりしたい」
などと言えるようになりました。
今でももちろん、自分たちの体調(私はPMSや寝不足など)次第で、イライラがたまって、ケンカになることもありますが、以前の「ケンカはしないけど暗黒の空気感だった頃」に比べると、明らかに夫婦関係はよくなっていると感じています。
●相手にだけ変わってもらうことはできない
夫に似て? おもしろいことが大好きな長女
人に変わってもらうことなんて不可能なんだ、と気づきました。自分が変わることで、人間関係にも変化が出てくるんだ、と。
嫌われたくないと自分を隠し人に合わせていたときよりも、気持ちをストレートに出せる今の方が、自分自身も大事にできているような気がします。我慢する代わりに不満だらけだった頃より、遥かに人生が楽しいです。
ありのままに出す分、嫌われることも多々ありますが、それを面白い! 楽しい! 好き! だと言ってくれる人がいるので、私は自分を好きだと言ってくれる人を大切にし、これからも「女だからお母さんだから」と思い込まず、私たちなりの夫婦関係を築いていけたら、と思っています。
●夫・川島さんの意見は?
「以前は自分の考えを押しつけていただけでしたが、今はなっちゃん(菜月さん)ファーストになっていると思います。僕自身は多分あまり変わっていないと思うのですが、なっちゃんが気持ちを伝えてくれるようになり、僕も以前の自分を振り返ることができるようになったとは感じています。
一方的な意見で押さえつけてしまっていたときは苦しかったと思います。今はお互いに尊重し合えているはず。自分で話しながらだんだんよくわからなくなってきましたが、とりあえず言えるのは、自由を奪ってはいけない、ということです」(川島さん)
…言われなくても気づいてくれ! と、つい、思いそうになりますが(笑)、これからも話し合いながら協力していけたら、と思います。
【川島菜月さん】
1990年生まれ。お笑いコンビ・はんにゃのツッコミ担当、川島章良の妻。現在はブロガーとして「川島菜月のオフィシャルブログ
」にて、育児や家族のこと、手間抜き家事、節約術などを発信し、多くの支持を集める。2021年春より夫婦のYouTubeチャンネル「川島夫婦チャンネル
」も開始。