難しい漢字ではないのにじつは正しく読めてなかった…。そんな「読み間違えやすい漢字」をご紹介。

「言質をとる」といったフレーズで使われる「言質」。正しい読み方がわかりますか?

正しく読めていたらひと安心。じつは間違えていた、という人はこっそり覚え直してみてくださいね。

あなたも間違っているかも!?読み間違いの多い漢字クイズ




この漢字、正しく読めますか?

・ヒント その1

「げんしつ」ではありません。

・ヒント その2

「質」の読み方がポイントです。

・ヒント その3

「質」の音読みは「しつ、しち、ち、し」の4つです。

それでは答えをチェックしてみましょう!


「げんしつ」と読み間違えられやすいですが、正しくは「げんち」です。

言質とは「後に証拠となる言葉」を指します。そもそも「質」には質屋などで使われるように保証として預けるものという意味があります。言葉を相手に預けるというところから「言葉の質(しち)=言質」となるわけです。

「質」を「ち」と読ませる熟語は珍しいため、「言質」はとても間違えやすい熟語です。ぜひこの機会に覚えてみてくださいね。

●教えてくれた人
【天海ハルカさん】



大手進学塾で6年間国語教師を務め、現在は中学受験を応援する個人サイト「中学受験アシストブック
」を運営。教育系webライターとしても活動している。