主婦業のかたわらエッセイストとしても活動する若松美穂さんが、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫をつづります。
今回は、冷やし中華麺を使ったとびっきりおいしい冷たい麺について。

冷やし中華をボリュームたっぷりにアレンジ!



以前、仙台にある『靉龍(うんりゅう)』さんで「スタミナ冷やし」というメニューをいただいて、これ、まったく同じは無理でも、似たような感じにできるかもしれないとつくってみましたら、家族に好評。

冷やし中華1人前って、なんだかものたりなく感じていたところ、それが、おなかいっぱい・大満足に変わるようです。


ボリューム満点な割に、材料が少ないのもつくりやすいところ。

●スタミナ冷やし麺はボリュームたっぷりがお約束です




材料はゴマダレ味の冷やし中華・豚肉・タマネギ・キュウリ、以上です。


麺はいつもどおりゆでて、添付のゴマダレを麺「周辺」にかけます。
具材に味がついているので、上からかけないのがコツです。


キュウリは1人1本。多く感じるかもしれませんが、これくらいあった方がバランスがいいのです。
千切りにして麺の上に乗せます。

●肉、キュウリ、麺…味がどんどん変わっておいしい麺です




豚肉は豚コマや豚バラ肉で十分。少し脂があった方がおいしく食べられるように思います。
肉と、薄切りにしたタマネギを炒め、好みで味をつけます。

私は、ニンニクとゴマ油風味の油を使い、味つけは焼肉のタレが定番。
最後にすりゴマをふったり、カラシを添える家族も。
ラー油やレモンなど、色々なもので味変を楽しむのもいいですね。


キュウリの上に肉をのせて完成。
冷たい麺、生のキュウリの上に温かい肉炒めをのせるの? と思われる方もいるかもしれませんが、これが妙に合う!!
まずは味の濃い肉炒めを味わい、飽きて来たらキュウリとあえて、サッパリと。最後は、すべてを混ぜて麺で〆るみたいな。

スタミナをつけて、この暑い夏をのりきりたいものです。

【若松美穂(わかまつみほ)】



お金をかけずにセンスと工夫でおしゃれに暮らすカリスマ主婦読者として、生活情報誌『ESSE』や『サンキュ!』などで紹介され人気者に。2011年、心理カウンセラーの資格を取得。主婦業のかたわら、エッセイストとしての執筆活動のほか、講演、各メディアへの出演など多方面で活躍。夫と娘2人、母親の5人家族。埼玉県在住。公式サイト「“いま”と“みらい”のへや
」にて最新情報を更新中