芸能人炎上問題「許せる謝罪、許せない謝罪」の境界線は?

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東京五輪を中心に、謝る有名人がとにかく多かった今夏。そこで本誌は「有名人の謝罪」に関するアンケートを実施した。(8月17日〜8月19日)。

まずは、「過去に行われた有名人の謝罪で、今も納得できないのは?」という質問。

やはり数多くのコメントが寄せられたのは、女優・唐田えりか(23)との不倫が発覚した東出昌大(33)。謝罪会見で「答えられない」と何度も回答したことが悪影響したのか、読者からは「何のために記者会見を開いたのか未だに疑問」という声が寄せられた。

謝罪会見で復帰が遠のいた例としてはアンジャッシュ・渡部建(48)も外せないところ。報道が出てから約半年もの間、雲隠れをした上での緊急謝罪だった。読者からは「車椅子の親を公衆トイレに連れて行く度に思い出し、不愉快」「ほとぼりが冷めてくるのを待ってテレビに復帰なんて、絶対に許せません」という厳しい声が寄せられた。たびたびテレビでの復帰計画が報道される渡部だが、その道のりはまだまだ険しそうだ。

近年の加熱する不倫報道の原点ともいえる“ゲス不倫”ベッキー(37)。今年に入って第二子を出産、事務所を円満退社したことも報じられたが、読者からは「結局記者の質問に答えずに時間が解決したような形で徐々に出てきたから」と厳しい意見も。芸能人の信用が回復するには相当の時間が必要なようだ。

少し懐かしい? 話題としては、’12年に発覚したペニーオークションに関するステマ問題での謝罪について触れた方もいた。

「芸能人の対応がまちまちで、謝った人もいれば、言い訳したり逃げたりした人もいた。私はきちんと謝った人の方が誠実で、許されるべきだと思う。なのに、熊田曜子菜々緒など逃げ得になっているのが今も納得いかない」という意見が寄せられた。

それでは逆に、世間に許された上手な謝罪についても紹介しよう。

東京五輪開会式の演出を担当していた小林賢太郎(48)については、同情の声も多く寄せられた。過去にコンビを組んでいた「ラーメンズ」時代に行ったコントのネタが不謹慎だとバッシングを受けた小林氏。解任発表後にコメントを発表した。読者からは「ネタに関する認識の誤りについて、当時から反省の弁を述べ改善の意思を表明していた」「反省と誠意が伝わるよくまとまっている謝罪文だった」という声が寄せられた。

吉本芸人の闇営業問題でコンビの解散にまで発展、いまだネガティブな声の多い宮迫博之(51)とは対照的に、ロンドンブーツ1号2号・田村亮(49)の謝罪会見は、成功したようだ。「人間味があって応援したくなった」「隠し事なく本音であると感じた」と高評価。相方の淳による仕切りが良かったとも言われるが、やはり最後はその有名人の人間性が大きいのだろう。

アンケートの結果を見ると、許されるか許されないかは、謝罪に対応するまでの時間が影響することが多いようだ。もしやらかしてしまったら、早く謝るのが一番!