画像は公益財団法人かながわ海岸美化財団のTwitterスクリーンショット

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神奈川県と相模湾沿岸の13市町などからなる「かながわ海岸美化財団」は24日、放置されたバーベキュー(BBQ)ゴミの惨状をTwitterで発信した。

海岸には、利用にあたっての注意事項を記した看板が設置されている。そこには、「ゴミを放置しないで」「バーベキュー後のゴミは、責任を持って自宅へお持ち帰り下さい」といったメッセージや、宴を催すなどして騒ぐ行為等は禁止として「ルール・マナー違反はNG」という呼びかけが記されている。そのような行為への注意喚起であるにも関わらず、看板の下や周辺にはゴミが山積み。財団は、「目印となるところにゴミを捨てがちなのはどうしてなんでしょう?」と疑問を投げかけ。「本当にやりたい放題の現実がコレです!これはないでしょ」と切実に訴えている。

新型コロナウイルス感染症が拡大して以降、比較的感染リスクの少ない屋外レジャーの需要が高まりバーベキューなどの施設も増加。財団によると、その影響もあるのか「一時期、海岸のバーベキューごみが減りましたが、コロナを境にまた増え」てきたという。特に、休み明けの海岸には、至る所に空き瓶や缶、食べ残した食材、焼き網や重いブロックなどまでもが寄せ集められて置き去りにされている。放置されたゴミは、分別などされていないため、腐敗臭と闘いながら手作業で仕分けしなければならない。「この惨状、秋まで続きます」と説明している。