喫煙者じゃないのに、「たばこ吸うな」とキレられた──。

今回紹介するのは、大阪府在住の60代男性からJタウンネット編集部宛に寄せられた、こんな気の毒なご近所トラブルだ。

夫婦で賃貸マンションに住んでいた彼。ある日、自宅玄関の扉に、ニオイのキツイ汚物が投げつけられたという。いったい、何ごとか。

ドアについた郵便受けを見ると、「ベランダでたばこを吸うな」という旨の手紙が入っていた。

でも、彼も妻も、非喫煙者。誰一人としてたばこを吸わない彼の家を、誰かが勝手にニオイの元凶だと決めつけているらしく......。

警察に被害届を提出すると......

5年前賃貸マンションに住んでいた時の話です。

ある日、玄関の鉄製扉に、汚物を投げられました。おそらく動物の排泄物だと思いますが、きついニオイで泥状になったものです。

そして、扉の郵便受けには、

「ベランダでたばこを吸うのはやめなさい、洗濯物にニオイがうつり、煙も室内に入ってきます。迷惑です」

という内容の手紙が入っていました。走り書きでしたが、筆跡から推測すると、年配の女性の感じです。

我が家のベランダにも時々、たばこのニオイが風にのって流れてきます。上か下か、左か右か、どこからかわかりませんが、近くの部屋のベランダで誰かがたばこを吸っているのでしょう。

でも、私達夫婦は二人暮らしで、たばこなどは一切吸いません。

手紙の主は、他の喫煙者がいる家のたばこ臭を、我が家から出たものだと思い込んでいるのです。

私たちがたばこを吸っている姿を見てもいないのに、勘違いされて本当に迷惑でした。

何度も汚物をぶつけられて...

その後も、何回か汚物を投げられました。

相手が誰かもわからないし、私達は関係のない被害者です。どう対処しようかと考えた末、自宅の扉に、

「汚物を投げた方へ。あなたはたばこの煙で被害を受けているか知らないけれど、私達家族は誰もたばこを吸いません。
確かめもせずに我が家と決めつけたあなたは犯罪者です。警察に被害届けを出しました。大家さんにも連絡し、防犯カメラも設置しました」

と、このようなビラを扉に貼りました。それ以来、汚物を投げられることはなくなりました。

こんな勘違いによる個人攻撃は本当にやめてほしいです。

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