9回、左中間スタンドへ25号ソロを放つエンゼルスの大谷翔平【写真:AP】

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敵地レイズ戦で4打数3安打1打点、米ファンからは相次ぐ賛辞

 米大リーグ、エンゼルス大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地のレイズ戦に「2番・DH」で先発出場。9回の第5打席ではメジャートップに1本差に迫る25号ソロを放つなど、4打数3安打3打点1四球1盗塁。チームも6-4で勝利し、連敗ストップに貢献した。MLB公式ツイッターでは異常な打球角度で打ち出された一発を動画付きで公開。「常軌を逸してる」「これをどうやって逆方向へ打ったんだ」などと米ファンを唖然とさせている。

 規格外のアーチを連発する大谷が、また驚弾をスタンドに放り込んだ。1点リードの9回2死で飛び出した。右腕フェアバンクスの94.8マイル(約152.6キロ)の内角直球を逆方向へはじき返した。打ち出しから高々と飛び出した打球はぐんぐん伸びて、左中間スタンドへ飛び込んだ。

 メジャートップタイに1本差に迫る25号は飛距離384フィート(約117.0メートル)、打球角度38度という“山なりアーチ”。MLBは「オオタニの逆方向へのムーンショット!」と記して実際の映像を公開すると、米ファンも唖然とするしかなかった。

「常軌を逸してる」
「これをどうやって逆方向へ打ったんだ」
「内角の球を逆方向に。神だろ」
「ビーストだ」
「全く止められない」
「彼はマジシャンだ」
「この男、信じられない」
「笑っちゃうほど凄い」
「内角への95マイルを左中間に? どうやって?」

 6回無死一塁では右越えに適時二塁打。7回2死二塁では同点の右翼線適時三塁打を放つなど、単打が出ていればサイクルヒットの活躍。大谷の驚異的なバッティングセンスに対して賛辞が止まなかった。(THE ANSWER編集部)