道端に老婆が倒れている→「どうする?」 ヤクブ・シフィエルチョクの選択【EURO2020はみだし選手名鑑】

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グループステージも二回り目に突入したEURO2020。

ここではQolyらしい少し違った角度から“はみだしネタ”が熱いサッカー選手を紹介していくぞ。

コンセプトは「Wikipediaにも載っていない、選手の小ネタを詰め合わせ」だ。

今回はポーランド代表のヤクブ・シフィエルチョク!

ヤクブ・シフィエルチョクの基礎情報

日本語表記: ヤクブ・シフィエルチョク
母国語表記: Jakub Świerczok
生年月日: 1992/12/28 (28歳)
身長/体重: 179cm/75kg
出身地: ティヒ/Tychy
ポジション: センターフォワード
所属: GKSピアスト・グリヴィツェ

ヤクブ・シフィエルチョクのキャリア、プレースタイル

SMSクラクフやクラコヴィアの下部組織出身、ストライカー。

2011年にポロニア・ビトムでプロキャリアをスタートさせ、すぐに18試合12ゴールをあげ、2012年にカイザースラウテルンへ引き抜かれる。

だが、ドイツでは出場機会に恵まれず。ポーランドへ戻ると2部所属の地元GKSティヒで16ゴールをあげて再び狼煙をあげた。

すぐにザグウェンビェ・ルビンを引き抜かれ、2017-18シーズンの前半戦だけで16ゴールを記録。冬のマーケットでブルガリアの名門ルドゴレツ・ラズグラドへ引き抜かれるというシンデレラストーリーを駆け巡った。

ガールフレンドであるハンドボール選手アリナ・ヴォイタスの力を借り、栄養・心理なども含めて「サッカーに100%捧げた」という。いわゆる正統派のセンターフォワードでエリア内に強くシュートのバリエーションもある。

2020年3月にそのガールフレンドと共に道路に倒れていた73歳の老婆ナタリヤを見つけて救急車を呼んだ。老婆は打撲や頭部の外傷で済み一命を取り留めた。

ナタリヤは新型コロナウィルスのパンデミックが収まり次第、シフィエルチュクのプレーを観にルドゴレツの試合へ行くと語ったが、その後シフィエルチュクはローン移籍でポーランドへ戻っている。

ポーランドU-20、U-21代表歴があり、2017年11月のウルグアイ戦、メキシコ戦にてA代表初招集。そして今年、初めての大舞台となるEURO2020のメンバーに選ばれた。

ヤクブ・シフィエルチョクのプレー動画