観光で日光市を訪れていたフランス人女性の行方が分からなくなってから7月29日で3年が経つのを前に警察は16日、日光市内で捜索活動を行いました。

行方が分からなくなっているのは、フランス人女性のベロン・ティフェヌ・マリー・アリックスさん(38)です。

3年前の2018年7月29日、観光で日光を訪れていたベロンさんは、市内のホテルから外出したのを最後に行方が分からなくなりました。

16日午後日光市の大谷川周辺では日光警察署や機動隊の警察官などおよそ50人態勢で川の中や草むらのほか、空からも捜索しました。

警察ではこれまでにのべ6700人を動員し、日光市内の観光スポットや川や山などでの捜索をおよそ70回行っています。

捜索と合わせて広報活動も続けていますが、有力な手がかりは寄せられていないということです。

警察では今後も事件と事故の両面で捜索を続けるとともに情報提供を呼びかけています。