今年11月に開かれる全国藩校サミットに向け、江戸時代の学校「藩校」について子どもたちに理解を深めてもらおうと壬生町の小中学校で日本各地の藩校の特色を調べる学習が行われています。

壬生町では町内の小中学校に全国の藩校を割り当ててそれぞれの特色を調べる学習を進めていて、16日は壬生北小学校の5・6年生が授業を行いました。

5年生は長野県の松代藩・文武学校について、6年生は岐阜県の苗木藩・日新館について今年4月から調べていて、この日はタブレット端末を使ってオンラインで専門家に話を聞きました。

児童からは当時の授業内容や今の学校との違いなどさまざまな質問が投げかけられました。

児童たちは事前学習では分からなかったことを専門家に直接聞いて理解を深めていました。

今後、壬生北小学校では、それぞれが調べた内容をまとめてプレゼンを行うということです。

それぞれの学校がまとめた情報を町のホームページなどに掲載するなどして藩校サミットに向けて機運を高めていきたいとしています。