農福連携 農家がフードバンクに寄付
宇都宮市清原地区の農家が地元の社会福祉法人が手掛けるフードバンクに自分たちで作った農産物を寄付しました。
社会福祉法人飛山の里福祉会に地元のとれたて野菜やコメ30キロなどを贈ったのは、JAうつのみや青壮年部・清原支部のメンバーです。
清原地区では10年近く前から飛山の里福祉会の入所者が農家で働き、5年前には福祉会が地元の農産物を販売する施設を作るなど交流を続けてきました。
飛山の里福祉会が新型コロナの影響で生活に苦しむ海外からの技能実習生を応援するフードバンクを去年7月に立ち上げたところ、JAの青壮年部から寄付の申し出があり今回実現しました。
フードバンクでは生活困難な子どもを持つ家庭や外国人留学生などに食材を提供していくということです。
飛山の里福祉会ではキッチンカーでデリバリー形式で子どもたちに食事を提供する子ども食堂を今後展開していく予定で、農業と福祉が連携して地元のために力を尽くします。