栃木県の大規模接種会場 16日開設へリハーサル
新型コロナウイルスワクチン接種の加速化に向けて栃木県が大規模接種会場「とちぎワクチン接種センター」を16日に開設するのを前に14日、リハーサルが行われました。
県のワクチン接種センターが設置される宇都宮市のとちぎ健康の森で行われたリハーサルには県の職員や医師などおよそ100人が参加しました。
接種の流れは市や町が行っている集団接種と同じ流れです。
会場を訪れた人は接種券や予診票などの確認のあと、受付順に接種会場に入り、医師の問診を受けてワクチンを接種します。
接種を終えると接種済み証明書が交付されます。
会場内には問診と接種を行うブースが合わせて5レーン設置され、1日あたり最大で1000人程度が接種することができます。
ワクチンの接種後は15分以上、健康観察のため会場での待機が必要となるため、その間に次回の予約の確認を行います。
リハーサルには福田富一知事も訪れて実際に手順などを確認しました。
現在、この会場での接種は7月3日までに18の市と町で合わせて1万2,550回分が割り当てられています。
一方で県の大規模会場の予約は現在、余裕があるため、県は14日午後3時から県内の65歳以上の高齢者を対象にインターネットで予約の受付を開始しました。
この接種センターでは7月以降に予定される64歳以下の一般接種も行う予定です。