日光市では新型コロナウイルスの対策やワクチン接種など現在分かれている業務を集約し、効率的かつ円滑に進めようと新たな部署を新設しました。

日光市が9日に新設した新型コロナウイルス対策センターは、これまで別々だった新型コロナウイルス対策室とワクチン接種推進室が統合したものです。

粉川昭一市長からセンターの所属となった14人の職員一人一人に辞令が手渡されました。

センターの設置を公約に掲げていた粉川市長は、センター内を視察しワクチン接種の円滑化に期待を寄せていました。

日光市にはワクチンの優先接種対象となる高齢者がおよそ2万9000人いますが、予約が完了しているのは6月6日時点でおよそ1万8000人、1回目を接種したのはおよそ4000人で、2回目を受けた人はいません。

日光市では新設したセンターを中心に6月下旬から開始する市の集団接種や県の大規模会場での日光市分の接種を円滑に進め、市民のワクチン接種を加速化させたいとしています。