新型コロナウイルスの影響で厳しい状況が続く飲食店などを応援するため、矢板市でマルシェが開かれました。

地域活性化のための販売イベント、マルシェが開かれたのは矢板市にある観光施設「58ロハスクラブ」です。

このマルシェは2016年から開かれているもので、去年は新型コロナの感染拡大防止のため一時中止となっていましたが、5日と6日は地元の飲食店やハンドメイドのアクセサリー店など1日当たり100店以上が出店しました。

コロナ禍でマルシェなどのイベントは軒並み中止や延期を余儀なくされ、実際の店舗を持たない販売者からは不安の声が上がっていたといいます。

5月からはオンラインで地元の農畜産物や出店者の商品などを紹介するライブ配信型のマルシェも行われ、会場を訪れることができない人たちにも商品の魅力を発信しています。

施設自体の去年の売り上げも前の年の2割ほどにまで落ち込んだことから、環境の変化に合わせた施設作りやライブ配信を使ったPRなどウィズコロナに対応したいとしています。