栃木県内23人感染 4例目のデルタ株も確認 新型コロナ 4日発表
新型コロナウイルスについて、栃木県と宇都宮市は4日、新たに23人の感染を確認したと発表しました。
感染が確認されたのは真岡市、市貝町、上三川町、佐野市、足利市、栃木市、鹿沼市、壬生町、宇都宮市に住む10歳未満から60代までの男女23人です。
県内の感染者は累計で6,450人となりました。
現在の療養者は289人で、このうち重症は9人、入院調整中は17人です。
また変異株について、県はこれまでに感染が確認された人の中から新たに18人に変異株が確認されたと発表しました。
このうちアフガニスタンから帰国した30代の男性からはデルタ株が確認されています。
デルタ株は以前インド株と呼ばれていた変異株で、県内での確認は4例目です。
変異株全体での累計は685人となりました。
近県の状況です。埼玉県で3人の死亡と102人の感染、茨城県で1人の死亡と45人の感染、群馬県で1人の死亡と23人の感染が確認されています。
そのほかの情報として、宇都宮市では集団接種の予約を6月7日午前8時30分から専用のウェブサイトとワクチン接種コールセンター0570-001-448で受け付けます。
接種日は6月27日、7月4日、11日の3日間、10カ所の会場で、予約枠は合計2,400人分。対象は個別接種の予約を1度も取っていない65歳以上の高齢者です。
さくら市は毎年行っている市内の中学3年生の広島平和記念式典への派遣事業を中止すると発表しました。
広島市が今年度の式典で自治体席を設けないと発表したためです。
また、下野市は6月14日と25日の2回にわたって国分寺中学校で予定していた「オリンピック教室」を延期すると発表しました。
スキー・ノルディック複合金メダリストの荻原健司さんなどが講師を務める予定でした。