県内の出生数 婚姻件数ともに減少
栃木県は4日、去年1年間の県内の人口動態統計の速報を発表しました。
出生数、婚姻件数など全ての項目で減少しています。
それによりますと、1人の女性が生涯に産む子どもの推定人数を示す「合計特殊出生率」は、前の年に比べて0・05ポイント減って1.34となり5年連続で減少しました。
全国平均と並び、順位は前の年よりひとつ下がり35位です。
去年1年間に県内で生まれた赤ちゃんの数は、前の年に比べて801人少ない1万1807人で、婚姻数は前の年に比べて1176組少ない7396組でした。
一方、死亡した人の数は2万1702人で前の年に比べて436人減少していて、三大死因別にみると「悪性新生物・腫瘍」の死亡数がわずかながら増えたほか「心疾患」と「脳血管疾患」は減少しています。