高齢者が作った美術作品の展示会が宇都宮市のとちぎ健康の森で開かれています。

このシルバー作品展は高齢者の生きがいづくりを目的に毎年開かれています。

新型コロナウイルスの影響から去年は作品数が大幅に減少しましたが、今回2倍近くの191点の応募がありました。

日本画と洋画、彫刻、工芸など6つの部門で、それぞれ最も優れた作品に優秀賞が贈られます。

このうち足利市の田中準子さん(78)が手掛けた人形は皮を編んだり、色を染めたりして作られていて、工芸の部門で優秀賞を受賞しています。

また、応募者のうち最高齢の人の作品に贈られる「はつらつ賞」には宇都宮市に住む高雄千鶴さん(96)の油絵が選ばれています。

それぞれの部門で優秀賞に選ばれた作品は今年10月に開かれる全国健康福祉祭ねんりんピックの岐阜大会に栃木県代表として出品されます。

展示は6日まで。