栃木県議会 質問戦始まる
栃木県議会通常会議の質問戦が3日から始まり、3人が新型コロナウイルス対策やLRT事業などについて県の考えをただしました。
質問に立ったのは代表質問がとちぎ自民党議員会の螺良昭人議員、一般質問が民主市民クラブの小池篤史議員と県民クラブの塩田ひとし議員の合わせて3人です。
螺良議員は新型コロナウイルス対策について重症化させないことに力を注ぐべきだとしたうえでさまざまな専門家の意見を更に取り入れることなどを要望しました。
小池議員は宇都宮市と芳賀町が導入を進める次世代型路面電車、LRT事業について県民に丁寧に説明するよう求めました。
この事業を巡っては今年1月、事業費の226億円の増額や用地取得の遅れなどから、開業が1年遅れて2023年になることが明らかになりましたが、福田富一知事はその妥当性について次のように述べました。
福田富一知事:「妥当だと判断した」
塩田議員は今年2月に足利市で発生した山林火災について県としても課題を整理し適切に対応すべきだと指摘しました。
県によりますと5月27日、消防庁などによる検討会の初会合が開かれ、栃木県や足利市もオブザーバーとして参加している他、出火原因が「たばこ」とみられることについてチラシの配布などを通して普及啓発に努めるとしています。