佐野市の神社では色とりどりのアジサイが少し変わった形で参拝客を出迎えています。

佐野市の唐沢山神社です。

ピンクや紫のアジサイの花が浮かべられているのは参拝客が身を清めるために使う手水舎(てみずや)です。

新型コロナウイルスの感染を防ぐため現在、手水舎のひしゃくを撤去していますが、そうした中でも訪れた人たちに癒しを提供できればと、去年からこの取り組みを始めました。

このアジサイは神社で育てたもので、花の状態を見ながら10日ほどで取り替えます。

一度に30以上の花が必要になることから、地域の人たちにも声をかけてアジサイの寄付を募っています。

また、唐沢山神社にはこの時期限定で、アジサイをあしらった珍しい透明の御朱印も用意されています。