事件について説明する中部打撃犯罪センターの幹部

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(台中中央社)中部でこのほど、ごみ用の大型ポリバケツに詰められた遺体が2体見つかった。遺体はそれぞれコンクリート詰めにされた状態で、苗栗と台中で発見された。DNA鑑定の結果、遺体は行方不明となっていた50代男性と10代少女のものだったことが分かった。

警政署(警察庁に相当)刑事警察局中部打撃犯罪センターが23日、会見を開いた。警察によれば、犯人グループの1人が自首したことで事件が発覚し、主犯格の男を含めた6人が逮捕された。うち1人は少女の交際相手の男だった。

犯人グループは土地取引を巡る詐欺を働いており、被害者との間でそれぞれ金銭トラブルがあったとみられる。男性は昨年、少女は2017年に家族から捜索願が出されていた。

(趙麗妍/編集:楊千慧)