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小学校に通うお子さんや、小学生になるお子さんがいらっしゃるご家庭はぜひチェックしてみてください☆

■【はじめに】こども用Suicaとは?



出典:スマートウォッチのおすすめは?便利な機能や選び方も紹介

自動改札機をピッとするだけで、子供運賃で精算することができるこども用Suica。ここではそのこども用Suicaの特徴や、Suicaと仕組みが似ているPASMOとの違いをご紹介します。

・子供用Suicaの特徴



現在Suicaには無記名式の「Suicaカード」と、名前や生年月日を登録して使う「My Suica」の2種類が販売されており、こども用Suicaは子供運賃に設定するため記名式のMy Suicaのみの販売となっています。子供用に登録することで、カードには“小”マークが入り、改札を通る際、「ピヨピヨ」と音が鳴る特徴も。小学生のときにだけ使うことができる、特別なSuicaです☆

・小児用PASMOとの違い



同じ交通系ICカードのSuicaとPASMOですが、それぞれ発行する会社が異なっています。JR東日本が発行するSuicaに対し、PASMOは首都圏のJRを除く鉄道やバス会社を主体とした会社が発行しています。

子供用のSuicaやPASMOを発行したい場合にも違いが。こども用SuicaはJRのみどりの窓口で、「小児用PASMO」は私鉄や地下鉄の窓口で発行してもらうことが可能です。

・こども用Suicaには有効期限があるので注意!



こども用Suicaには有効期限が定められており、期限が過ぎてしまうと使用できなくなります。小学校を卒業した年の3月31日までが使用期限となっているので注意しましょう!引き続きSuicaを使用したい場合は、大人用のSuicaに切り替えることも可能です。詳しい変更の仕方については後ほどご説明しますね。

■こども用Suicaの発行手順を詳しくご解説!



出典:photoAC

では早速こども用Suicaの発行の仕方について説明していきます。発行を考えられている方は参考にしてみてください☆

・こども用Suicaを発行できる場所



こども用Suicaは首都圏、仙台、新潟のSuicaエリア内にある、JR東日本のみどりの窓口で購入することが可能です。チャージはコンビニなどでもできますよ。

・発行するために必要なもの



購入する際には、使用する子供の身分証明書(保険証など)が必要です。家族の方が代理で発行することもできますが、その場合でも身分証明書が必要になります。

・こども用Suicaの作り方



みどりの窓口に申し込み用紙が用意されているので、その用紙に利用する子供の氏名や生年月日、性別を記入します。記入後、保険証などの本人確認ができるものを添えて申し込めば手続き完了です!

■こども用Suicaのデザインは?



出典:@ hirofumixさん

Suicaには限定デザインの記念Suicaがあり、過去にはポケモンとコラボしたピカチュウデザインのSuicaも販売されました。子供用に使いたいところですが、これらの記念Suicaは無記名式Suicaのため、こども用Suicaにすることはできません。どうしても違うデザインが良い!という場合は「モノレールSuica」や「りんかいSuica」で購入すると、違ったデザインで発行することができます。

■通学などで使える子供用のSuica定期券もある



出典:photoAC

通学や習いごとなどで電車を利用する場合には「こども用Suica定期券」が便利です。チャージしておくことで、定期券区間外でも自動的に精算可能なため、遠出をした場合でも安心して使うことができます。

■こども用Suicaを作る際の注意点



子供運賃でスムーズに改札を通ることができるこども用Suicaですが、注意点もあります。発行する前に一度気をつけるべきポイントをチェックしておきましょう!

・子供用のSuicaかPASMO、定期券のいずれか1枚のみ



子供用の交通系ICカードを作る場合、こども用Suica、小児用PASMO、こども用Suica定期券は連携がとられているため、この中のいずれか1枚しか作ることができません。注意しましょう!

・モバイルSuicaは子供料金に対応していない



スマートフォン内にSuicaのアプリを入れることで、スマートフォンがSuicaカードと同じ役割を果たしてくれる便利な「モバイルSuica」。しかし残念ながら子供料金に対応していないため、こども用Suicaとして使うことはできません。小学生を除く、12歳以上から利用することができます。

■こども用Suicaのチャージのやり方



出典:photoAC

こども用Suicaは通常のSuicaと同じように券売機またはのりこし精算機でチャージが可能です。またコンビニや一部スーパーでもチャージすることが。大人用のSuicaでできるオートチャージについては、こども用Suicaの場合は利用できません。残高に注意しながら利用しましょう。

■こども用Suicaはバスでも使える?



出典:photoAC

鉄道を利用するときに便利なこども用Suicaですが、バスに乗る際にも使うことができます。交通系ICカードが使うことができるバス会社であれば、全国どこでも利用可能です。

■こども用Suicaはコンビニなどでの買い物に使える?



出典:photoAC

鉄道やバスでも使うことができるとご紹介しましたが、こども用Suicaは買い物でも使用できます。SuicaマークやPASMOマークなどの交通系ICカードマークがあるコンビニなどのお店で、電子マネーとして使うことが可能です。

■こども用Suicaの履歴の確認方法は?



駅にある自動券売機やチャージ専用機、多機能券売機を使えば、使用履歴を確認することができます。またJR東日本や都営交通などの会社が共同で開発した「まもレール」では、子供がSuicaを使って改札を通過すると、メールで通知してくれるサービスもあります。

■こども用Suicaの大人用への切り替え方



Suicaを大人用に切り替える場合は、JR東日本の駅内にあるみどりの窓口か多機能券売機にて大人用に変更することができます。小学校卒業後も引き続き使用する場合は、手続きしておきましょう。

■こども用Suicaを紛失してしまったら?



こども用Suicaを万が一紛失してしまったときでも、再発行が可能です。まずは駅の窓口で相談し、紛失したカードの停止手配を行ってもらいましょう。チャージ残高も保証してくれるため、万が一のときにも安心です。

■小学生になったらこども用Suicaを作ろう!



出典:@ train7000daysさん

こども用Suicaの発行方法や注意点について詳しくご紹介しました。鉄道やバスの利用だけでなく、買い物にも便利なこども用Suica。初めてのICカードデビューにいかがでしょうか?