【イタすぎるセレブ達】ブラッド・ピット、コロナ前から日本のマスク文化を称賛していた「なんて思いやり」
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アメリカでは全国的な規制の一部緩和にともない、マスクを着用せずに外出する人の姿があちこちで見られるようになった。5月末のジョージ・フロイドさん殺害事件後の抗議デモ活動や、今月4日の独立記念日パーティーなど、大勢の人々がマスクを着用せずに一堂に会する場面が度々メディアで取り上げられており、米西部時間5日午後8時現在のアメリカ国内の感染者数は288万人超、死者は12万9900人超という恐ろしい数字が出ている。
「マスクって不便だし、快適じゃないのもわかるわ。でもビジネスがシャットダウンしてしまうことの方が深刻だとは思わない…？ 仕事は失われているし…医療従事者の皆さんの疲れはピークに達している。私達の協力が十分じゃないから、ウイルスによってたくさんの命が奪われてしまっているわ。」
「私達の国には、感染者の上昇を抑え互いの安全を保つために必要な行動を取ることを拒んでいる人が多く存在するわ。マスクの着用は、“自分の権利が奪われることだ”って心配してる人がいる。（マスクを着用すべき、という）このいたってシンプルかつ効果的な勧告が、人々の命を犠牲にして政治に結びつけられているわ。そもそもマスク着用は、論議すべき事柄じゃないのに。」
「人間の命を大切に思うなら、お願い…マスクを着用して。周囲の人にもそうするように呼びかけて。」
ジェニファーのこの投稿には、リース・ウィザースプーンやシャーリーズ・セロン、ドリュー・バリモア、ジュリア・ロバーツ、そしてジェニファーの元夫ジャスティン・セローら多数のセレブ仲間が賛同や称賛のコメントを記している。
俳優のマシュー・マコノヒーは独立記念日だった4日、自身のInstagramにアメリカの244回目の誕生日を祝福する短い動画を投稿した。マシューはそのなかで、アメリカは今「国が成長するために必要な“痛み”のなかにいる」と述べ、今後も長く独立記念日を祝っていくため、そして母国をより良い国にするために、自分達の行動を今一度振り返るべきだ―として次のように語った。
「互いに目と目を見つめ合いながら、それから鏡のなかの自分を見ながら、こう問いかけるべきだと思うんだ。『どうしたらより良い人間になれるか？ もっと責任感のある人間になるにはどうしたらいいか？ 皆がマスクの着用を順守するためにはどうしたらいいか？』ってね。」
女優のヒラリー・ダフは4日の独立記念日に家族でドライブに出かけた際、マスクを付けず水着姿でパーティーに興じる「大バカ連中」を見かけたことをSNSで報告、
「アメリカ人は、お互いに対する思いやりの欠片もないみたいね…」
「他の国々では国民が見事に1つになって、感染を封じ込めているっていうのに。」
と自国民の自覚のなさや身勝手な行動を嘆いている。
“他の国”と言えば、最近になってブラッド・ピットが昨年9月に『アド・アストラ』を引っさげて来日した際の記者会見のもようを収めた動画がアメリカで再び話題を呼んでいる。というのも、そのなかでブラッドが日本人の“マスク文化”を称賛しているのだ。
「最初に日本に来た時、空港でみんながマスクをしているのを見て『ちょっと大袈裟なんじゃない？』って思ったんだ。」
「でも後になって、マスクをするのは風邪を引いている自分から周囲の人を守るためなんだって知って、なんて思いやりなんだって思ったよ。」
ブラッドのこの発言は、映画の内容とは全く関係がなく、途中で「後方にマスクをしている人がいるね」と自ら切り出した単なるスモールトークであった。しかし新型コロナウイルスの影響でマスク着用が世界的に習慣化した現在でも、そのルールを守れない人が多数いるアメリカにおいて、ブラッドのこの発言が再び注目を集めているのである。
ブラッドは昨年のこの記者会見で
「僕の国ではどうしてマスクをしないんだろうなぁ」
とつぶやいていたが、まさかその半年後、世界が新型コロナウイルスに脅かされるなかで、全く同じ疑問を自身に問いかけることになるとは夢にも思っていなかっただろう。
画像2枚目は『Jennifer Aniston 2020年6月30日付Instagram「I understand masks are inconvenient and uncomfortable.」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部 c.emma）
