デンマーク・スーペルリーガが5月29日の再開目指す!

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デンマークサッカー協会(DBU)は1日、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で中断を強いられているスーペルリーガ(1部)を今月中に再開する意向を示した。

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。デンマークでは感染者数が9300人以上、死者数が460人ほどと伝えられている。その一方で、先日には学校が一部再開されるなど、感染拡大を抑えるために講じてきた措置を徐々に緩和していくとの政府発表もあった。

この状況下においてスーペルリーガは3月初旬以降、約2カ月に渡って一時中断を強いられている。

そして、DBUのイェスパー・モラー会長は1日、「スーペルリーガが5月29日までに再開して、プレーヤーたちの健康を尊重しながらトーナメント全体を管理できるようにすることが不可欠だ」と、再開の意向を明らかにした。

ただ、リーグ再開に向けてはあくまでデンマーク政府の承認が不可欠となっており、これが決定事項となるわけではないようだ。

なお、無観客開催での再開も検討される中、先日にミッティランはドライブインシアターの発想を、フットボールに応用するドライブインフットボール構想を明らかに。

同クラブの発表では本拠地MCHアリーナの大型駐車場に2つの大型スクリーン(モニター)を設置し、2000台の車(観戦は最大1万人を想定)からスタジアム内で行われる試合を観戦できるようにするという。さらに、カーラジオで指定された周波数に合わせることでテレビの実況・解説などの音声を聞くこともできるとのことだ。