堅実女子の皆さんは、男女における“〇フレ”といえば、どんな言葉を思い出しますか?おそらくサ行のあの言葉かと思いますが、今回着目したのは同じサ行でも「ソ」。「添い寝をする男女の友達」を意味する“ソフレ”です。

ソフレ、キスフレともに10人1人は存在していた

ソフレを知らない人にとっては「なんじゃそりゃ?」と戸惑うかもしれませんが、ソフレは付き合わずカラダの関係も持たないのが絶対条件。あくまでも添い寝をするだけの関係です。またソフレとよく似ている関係として、“キスフレ”という言葉も。これは文字通りキスをする男女の友達ですが、こちらも付き合わずカラダの関係はありません。

普通なら恋人ではないもののそれなりに好意を持っている男女同士であれば、添い寝やキスだけで済まず、その先まで踏み込んでしまうものではないでしょうか?しかし、どちらもそれはしない関係なのです。

実は脱毛の総合情報サイト「脱毛口コミランキングなび」によると、35歳以下の女性のうち10%が「ソフレがいた経験がある」と回答しているそう。また「キスフレがいた経験がある」と答えた女性は15%と、若干多くなっているそうです。ほか男性を含む調査結果は次の通りとなりました。

ソフレがいた経験がある男女の割合

女性……10%

男性……15%

キスフレがいた経験がある男女の割合

女性……15%

男性……10%

全体から見たら少数派ですが、男女ともにそれぞれ10人に1人以上は確実にソフレ、キスフレがいる。その事実だけでもけっこう衝撃ではありませんか?

恋人以外とはキスも添い寝もハグもナシ……という感覚は、もう古い?

キスや添い寝はするけど……近くて遠い不思議な男女関係

なぜ彼らは添い寝とキスだけで、それ以上は進まないのでしょうか?そこで同調査では「どんな人ならキスフレになれると思う?」と男女それぞれに質問。こちらに寄せられた答えをいくつかご紹介します。

男性の回答

「一緒にいて楽、一定の距離を守ったまま執着を見せない軽い人間性」(30歳男性)

「友達以上恋人未満で、キス以外にはあまり求めないこと。それ以下の関係にはならないこと」(22歳男性)

女性の回答

「恋愛感情を持たず、一線を超えそうになったらすぐ引ける」(33歳女性)

「お互いに割り切って付き合えることが必要。どちらかに恋愛感情が芽生えて一線超えたくなったり、どちらかに恋人ができて関係を続けられなくなったりと、関係を維持するのが難しい」(28歳女性)

「キス以上は絶対にせず、お互いに安心できる存在であること」(27歳女性)

男女とも「割り切り」「一線を越えない」「一定の距離」と、それ以上立ち入らないためのキーワードを多用している印象。キスという親密以上の行為をしていながら、近くて遠い存在なのです。

ちなみに同調査では「キスフレ」「ソフレ」そして「セフレ」、さらにハグをするだけの「ハグフレ」以外で知っている“〇〇フレ”について調査。結果は次の通りとなりました。

「メシフレ」は食事を楽しむ男女のこと。大昔のバブル時代にご飯をおごるだけの男“メッシー”とは似て非なるもの?

圧倒的に知名度があるのは「カモフレ」。これは“カモフレージュフレンド”の略で、「周りから恋人にみえるが、実はそうではない」「困ったときにお互い助け合う」「行きたいところがあればデートする」「お互いに嫉妬はしない」といった関係とされています。つまり本命ができるまでのつなぎ?という気もしますが……。

「〇〇フレ」という言葉の多様化をみると、恋人以外の男女関係はどんどん複雑化されている流れを感じます。かつては“友達以上恋人未満”という言葉がありましたが、そこに当てはまる中でもさまざまな形態がある。これっていったい何でしょうか?不思議な現象です。

【調査概要】
調査メディア:脱毛口コミランキングなび
調査方法  :インターネットを利用したアンケート調査
調査内容  :〇〇フレンドに関するアンケート
調査対象者 :35歳以下の男性50名/女性50名
調査期間  :2020年3月23日〜4月6日