フランクフルトの鎌田 photo/Getty Images

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ドイツ移籍当初の頃から考えると、まさか若き日本人アタッカーがアーセナルやザルツブルクを粉砕するとは想像もできなかっただろう。

今回ブンデスリーガ公式が急激に評価を上げている選手として取り上げたのが、フランクフルトでプレイするFW鎌田大地だ。

鎌田はヨーロッパリーグでアーセナル、ザルツブルク相手に得点を記録するなど重要な仕事をこなしているが、ここまでの道のりは決して楽ではなかった。ブンデスリーガ1年目となった2017-18シーズンは全く出番を掴めず、このまま海外では成功できないのではとの不安もあった。

ところが、ベルギーのシント・トロイデンにレンタル移籍したところから物語は動き出す。昨季はシント・トロイデンで全てのコンペティションを含め16得点を記録するなど一気に爆発。再びフランクフルトでポジションを争う権利が与えられたのだ。

同サイトもシント・トロイデンへのレンタル移籍が大きかったと振り返っているが、昨夏のプレシーズンでもしっかりとアピールすることに成功。攻撃の中心的プレイヤーとして地位を固めることになった。

「昨年の夏にフランクフルトへ戻り、彼はプレシーズンの勝者の1人となった。最終的には中盤の攻撃的な位置でレギュラーを確保することに成功。23歳の鎌田はすでにカップ戦で7ゴールを記録している。ブンデスリーガの方ではまだ得点がないが、それも長くはかからないだろう。鎌田のポテンシャルは計り知れない」

同サイトはこのように取り上げており、リーグ戦の方でも得点を決められる日が近いと考えている。ここまではヨーロッパリーグ、DFBポカールで得点を重ねてきたため、どこかカップ戦キラーのような存在になっているところがある。

しかもアーセナル、ザルツブルク相手にネットを揺らすなど、大物潰しの一面も見せている。あとはこのパフォーマンスをリーグ戦の方へ繋げるだけで、来季はさらなる中心選手としての働きが期待されている。

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