モバイルバッテリーが30000mAh! ノートPCも充電する大容量時代へ

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スマートフォンユーザーにとってモバイルバッテリーは必須アイテムです。
しかしこれからは、ノートパソコンにとっても必須アイテムになるようです。

最近のノートパソコンは、PowerDelivery対応によりUSB-Cから充電できる機種が増えてきており、モバイルバッテリーでの充電が可能になっています。

こうした背景から、これまで以上に大容量なモバイルバッテリーのニーズが生まれてきました。以前は、容量が10000mAhもあれば十分でしたが、ノートパソコンを充電するために20000mAh以上の製品も増えてきました。

しかしこれでも、ノートパソコンとスマートフォンをあわせて充電する場合は、心許ないというのが正直なところです。

そこで今回紹介するのが、30000mAhの大容量モバイルバッテリー「cheero Power Mountain mini 30000mAh」です。「cheero Power Mountain mini 30000mAh」は、前機種「cheero Power Mountain 50000mAh」をコンパクトにしたモデルです。

「cheero Power Mountain 50000mAh」は、容量が50000mAhと十分な充電環境ですが、飛行機移動する場合に、機内持ち込みできるバッテリーの容量制限(43000mAh以下)を超えてしまうため、可搬が難しいという問題がありました。

今回の「cheero Power Mountain mini 30000mAh」は、機内持ち込みができる範囲のバッテリー容量となります(※なお、航空機会社によりモバイルバッテリーの機内持ち込み規定が異なるため、利用の際は各航空機会社にご確認ください)。

cheeroより「cheero Power Mountain mini 30000mAh」のサンプルをお借りしましたので、写真で紹介します。形状は、三角形の独特な形をしており、サイズは約105×84×75mm、重量は約602gとなっています。


「cheero Power Mountain mini 30000mAh」


出力口は、USB-C・USB-A×2・ワイヤレス出力の4ポートを搭載しており、最大4台同時充電可能となっています。


出力口。バッテリー残量表示と非常用に使えるLEDライトを搭載。


全出力口最大合計出力60W。複数端末の同時充電も可能になっています。ちなみに、30000mAhの容量では、iPhone 11なら約6.5回充電が可能となります。


ワイヤレス出力にてiPhone 11の充電例



複数充電の例(ノートパソコン1台、スマートフォン2台)


外出先などで電源を確保できないようなシーンでも、このような大容量のモバイルバッテリーがあれば心配は不要です。

ノートパソコン、スマートフォンなど、複数のガジェットを利用するユーザー、災害時用としても、揃えておきたいアイテムです。


執筆 伊藤浩一