沖縄で「アクアレンタカー」展開のニューステップが民事再生 九州・沖縄では初の新型コロナ関連倒産
新型コロナの感染拡大で総収入の2割を占めた台湾人観光客の利用が激減した
(株)ニューステップ(TDB企業コード:167003958、資本金500万円、沖縄県那覇市具志3-27-9、代表新垣弘行氏、従業員10名)は、3月23日に那覇地裁へ民事再生法の適用を申請した。申請代理人は、与世田兼稔弁護士(沖縄県那覇市泉崎2−21−3、弁護士法人与世田綜合法律事務所、電話098-855-8688)。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、総収入高の約2割を占めていた台湾人観光客が2月以降は大幅に減少したことで、急速に資金繰りが悪化。自主再建を断念し、今回の措置となった。
負債は約3億9000万円。
九州・沖縄地区では初のコロナウイルス関連倒産となった。全国では13社目。なお、3月30日(月)17時より、八汐荘(那覇市松尾1−6−1)で債権者説明会が開催される予定。